FREDERICIA
Model 2253 high back sofa
アルネ・ヤコブセン、ハンス・J・ウェグナーと同時期に活躍し、北欧の近代家具デザインにおいての重要人物の一人である"ボーエ・モーエンセン"。
彼の代表作であるスパニッシュチェアやハンティングチェアはもちろん、他にもシェルフやキャビネット、ダイニングチェアにソファなど、幸運なことに当社では数多くのモーエンセンの家具をお取扱いさせて頂きました。
が、しかし。モーエンセンの家具の中でもなかなかお目にかかれない希少なアイテムも存在します。
今回ご紹介するのはモーエンセンが1960年代にデザインし、デンマークの家具メーカー・フレデリシア FREDERICIA社から発表された『Model 2253 ハイバックソファ』のご紹介です。
モーエンセンの可愛いソファ。
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ハイ! 可愛い!
見た瞬間から、もうその一言に尽きますね。
ストレートラインが美しいフレーム、爽やかなカラーリングのファブリックにアームに備えられたサイドクッション。
そしてハイバックの背もたれから吊り下がったネッククッションが組み合わさり、3人掛けの大型ソファとは思えないくらに軽やかでキュートに仕上がったソファです。
『Model 2253 ソファ 』は1960年代にデザインされ、現在では製造が終了している希少なお品物。
デザインの軽やかさを損なわぬように調整された程よい厚みのウレタンクション、アームの内側に備えたサイドクッションなど、デザインの秀逸さはもちろん快適な座り心地を実現したソファでもあります。
背もたれの曲線の形状から”Slædesofa”(そりのソファ)という愛称で呼ばれており、後ろから見るとその愛称で呼ばれていることに納得します。
湾曲した背もたれは体にフィットし、ハイバックの背もたれに頭までゆったりと身体を預けることのできる、安楽性の高いソファなのです。
さらに『Model 2253 ソファ 』のフレームはオーク材仕様のモノがほとんどですが、今回入荷したのは中古市場でも取り扱いの少ない希少なマホガニー材仕様!
深い色味のフレームが美しく、オーク材には無いキメ細やかな杢目も特徴的です。
また、クッションは全て取り外し可能なので普段のお掃除などお手入れがしやすいのもポイントですよ。
背もたれと打って変わってアームは直線のストレートラインで構成されています。
アーム先端は「あられ組み」という技法で組まれておりデザインのアクセントにも。
ヌメ革のレザーベルトで吊るされたネッククッションはベルト穴にて高さ調整が可能。
頭に合わせたり、首に当てたりと、お好みの高さで使えるので嬉しいですね。
さらに!
ファブリックは専門業者にて新品の「マハラム mode036ソルトウォーター」生地に張り替えを行っておりますので、大変綺麗な状態です。
水色の清涼感のある爽やかでやさしい色合いが、淡い色のヌメ革と濃い色のフレームとよくマッチしています。
メーカーシールもしっかりと残っており、デザイナー名も記載さてれいます。こういうのがちゃんと残っているとテンション上がりますね!
また、ソファ底面には弾力のあるテンションシートが張られており、座り心地の良さに一役買ってくれています。
正面・背面・横面など360°どの角度から見ても美しく、モーエンセンの質実剛健でありながらも軽やかさを損なわない秀逸なデザインのソファです。
希少なマホガニーフレーム、新品のマハラム生地で仕上げられた『Model 2253 ソファ 』。モーエンセンの希少で美しいソファは一生モノのアイテムになってくれると思います。