Fritz Hansen
A623 CIRCULAR Table
円(circle)。数学的には、ある一点(中心)から等しい距離にある点をすべて集めた図形として定義されます。
円といえば何を思い浮かべますか。
時計、循環、自然、完全性...
始まりと終わりがない完全な図形とも表現できそうな少し不思議なカタチ。
そんな一風変わった魅力を持った円を堪能できるテーブルを紹介します。
円,Circle,Circulus

こちらは、Fritz HansenのA623 CIRCULAR Table。
スーパー円テーブルや、ス-パー楕円で知られる同社のテーブルシリーズの一つです。
デザイナーは、ピート・ハイン、ブルーノ・マットソン、アルネ・ヤコブセンの3名。
数学者でも知られるピート・ハインが携わったことからか、こちらのプロダクトからも、洗練された数学的美しさを感じます。


このモデルの一番の特徴は圧倒的な曲線の美しさ。
線の細い脚部が銀色に縁取られた円形の天板の美しさを強調するプロポーションをしています。
ユーズド品ならではの色の染みやムラ、一つ一つもこのテーブルの個性。
もとのデザインが機械的だからこそ、人間味のある親しみやすさが生まれています。

天板に目を向けると、ここにもこのテーブルならではの美しさ。
寸分の狂いもないような、機械的で完璧な真円。その輪郭をぐるりと囲む銀色のエッジ。さらに天板の淵に施されたカッティングが、平面的になりがちな円に繊細な陰影を与えています。
無駄な装飾は一切ないのに、近くで見るほど惹き込まれる。シンプルだからこそ際立つ、一本一本の線の美しさです。

そして、座る場所を限定しないことも円形テーブルの特徴。
φ90cmの天板は、一人暮らしで贅沢に使ってみても、友人や恋人と2、3人で囲んでも使いやすいサイズ感です。
円形だからこそ自然と顔を見合わせられ、会話も弾む。
白と銀のシンプルな佇まいが、料理や器、人の笑顔といった暮らしの彩りを引き立てる、キャンバスのような存在です。

どこから見ても同じ姿を見せる円。
自然や宇宙に存在する循環のように、時代が変わっても色褪せない普遍的な美しさがあります。
A623は、そんな円そのものの美しさを堪能できるテーブル。
銀色のエッジや細い脚部が描く美しい曲線、そこに重なる料理や器、人の笑顔。
白と銀のシンプルな佇まいだからこそ、そこに暮らしの彩りが加わっていく。
美しい円を、暮らしの中心に。
日々の時間とともに、その魅力を深めていく一台です。































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