FREDERICIA
model2254 & model2248
北欧のヴィンテージ家具。
日本で流行したのは1990年代頃らしいです。
素材の温かみ。手仕事による圧倒的な美しさと頑丈さ。
美しいデザインを目で楽しみ、心地良さを体で楽しむ。
本日はそんな北欧の名作椅子をご紹介させていただきます。
神は細部に宿る

こちらはデンマーク フレデリシア/FREDERICIAのmodel2254 ラウンジチェア & model2248 オットマンです。
デザインを手掛けたのは北欧家具デザイナー4大巨匠の一人としても知られる ボーエ・モーエンセン。
1958年にデザインされ、シンプルかつ凛とした佇まいが魅力的にうつる1脚です。


フレームにはオーク材使用。
特有の虎班や美しい木目は、表情が豊かな部材を選んで使用しているからこそ。
更に経年によって磨かれることで味わい深い表情を実現しています。


model2254は本国や国内のヴィンテージ市場でも非常に高い人気を誇っております。
その分、個体数も相応に見かけますが、こちらはバックに籐を採用した初期仕様であることから大変希少な1脚と言えます。



model2254の特徴としては直線的なフォルムの中に曲線が加えられていること。
緩やかな曲線美を描く背もたれは、使い手と椅子が一体となるかのような心地良さ。
更にはシートをスライドすることでリクライニングも可能。
ヘッドレストの位置も変更できますので使い手を選ばない懐の深さを感じさせますね。


そして一般的なソファと比べると座面は少し低め。
脚部には畳摺りを採用するなど、日本の文化や美意識へ深い関心のあったモーエンセンならではのつくりとなっています。
また、model2248 オットマンもセットでの販売となりますので、非常に高い安楽性を楽しんで頂けるかと存じます。

最後に個人的な感想としては、数ある北欧家具の中で最も和の空間に合いそうだと感じました。
畳摺りを採用していることも大きいのですが、放たれる雰囲気や静寂さ、サイズに至ってまで。
そして個人的に推したいのは、なぜか少し浮遊感を感じさせるところ。
実は畳摺りの接地面は角が落とされ曲面になっており、ベタづきではありません。
「神は細部に宿る」モーエンセンもミース・ファン・デルローエと同じ思想なのかもしれませんね。































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