Fritz Hansen
Seven Chair black Lacker
毎日の生活の中で快適に過ごす上で欠かせない「椅子」。
日常で頻繁に使うモノですので、見た目の良さだけではなく座り心地にもこだわっていきたいですよね。
そんなデザイン性も、座り心地も、快適さもすべて良し、長い間世界中で愛される大人のチェアをご紹介致します。
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デンマークの建築家でありデザイナー「アルネ・ヤコブセン」がデザインした、「セブンチェア」。
はじめにアルネ・ヤコブセンの逸話を一つご紹介します。
昔、同氏は、ビクトリア様式の家具に囲まれて暮らしていたそうですが、ある日、自分の部屋を真っ白に塗り替えてしまいました。
幼少の頃から既にシンプルな白の美しさを好んでいたようです。
シンプルな中にも機能性を持ったデザインが多く、柔らかな曲線が特徴的な彼の名作チェア達には、子どもの時のシンプルな白い壁へのこだわりと同じ思いがあったのかも知れません。
セブンチェアの特長は、座面や背もたれの「ゆるいカーブ」と背もたれの「しなり具合」です。
ゆるいカーブのおかげで、おしりや背中がすべて包みこまれてるような座り心地。
しなり具合も、背もたれにもたれかかったときに、ぐうっと背もたれがしなるように作られています。その為、後ろにもたれかかっても楽な姿勢で座ることができ、長い時間座っても疲れにくい作りになっています。
また背もたれは7枚の薄板と2枚の仕上げ板の合計9枚の薄い板を貼り合わせた「プライウッド(成形合板)」で作られています。
外側を仕上げ板で挟み、3枚目を横目、中央は縦目使いにして、これらを圧着する。
この作業は難しい技術のようでフリッツ・ハンセンの高い技術力があったからこそ、セブンチェアが生まれたのかもしれません。
さらにセブンチェアには「カラードアッシュ」「ラッカー」「ナチュラルウッド」の3種類の塗装方法があります。
今回ご紹介するセブンチェアは、しっかりと色を塗り重ねていて、表面に木目が見えない「ラッカー」仕上げ。高級感のある仕上がりでモダンな部屋にもピッタリです。
ちなみに私はこの椅子をはじめて見た時、とってもスタイルが良いくびれている女の人を思い浮かべました。特に曲線部分が!!
そして座った時には、おしりや背中がすぽっとフィットしてすべてが包みこまれてるような座り心地で、ついぐいーんと背もたれにのけぞり、「ふー」と幸せなため息がもれました。
大人になったら、普段使う椅子もこだわりを持って選んでいきたいモノ。
毎日使う椅子をパワーアップさせることで、毎日の生活もいつもとは違う日常が見えてくるかもしれません。
広く長く愛されてきた、大人の名作チェアをインテリアに仲間入りさせてみませんか?
セブンチェア ブラック ラッカー A
セブンチェア ブラック ラッカー B