Fritz Hansen
SPACE TABLE
1872年に設立し、多くのデザイナーと名作を世に送り出してきたファニチャーブランド「フリッツハンセン Fritz Hansen」。
家具の機能性と新たな材料や加工技術を研究し続けてきた、北欧を代表する家具ブランドです。
そんなフリッツハンセンから、都会的なデザインのコーヒーテーブルをご紹介致します。
大胆な気品
正円のガラス天板が目を惹く「スペーステーブル SPACE TABLE」。
簡潔な円と直線で平面構成的なピースが組み合わせられたテーブル、プロダクトの持つフォルムの本質と必要な機能性を追求したことで生まれたデザインです。
デザインを手掛けたのはドイツを拠点に活動するデザイナーデュオ「イエス+ラウブ Jehs+Laub」。
"マルクス・イェス Markus Jehs"と"ユルゲン・ラウブ Jürgen Laub"の二人はシュヴェービッシュ・グミュント造形大学で工業デザインを学び1992年に卒業、2年後の1994年にスタジオを設立して以降フリッツハンセンのほかカッシーナやノル、ハーマンミラーなど著名なブランドと協働しています。
直径100cmのラウンド型天板は裏面にホワイトの焼付塗装を施すことでガラスの透明感を持たせつつ、気品のある光沢と安定感に富んだデザイン。
サイズ感も余裕のあるスケールで、2人あるいは4人で向かい合ってもお使いいただけそうです。
スチールのレッグもまた、シャープなフォルムのプレートが十字に伸びる潔いスタイル。
天板とは対照的に粉体塗装でマットな質感、同じカラーながらしっかりとテクスチャにコントラストを与えることで異素材を組み合わせたモダンな構成であることを直感的に感じられるスタイルです。
こちらのテーブルのほか、チェアやハイタイプのテーブルも展開していたスペースシリーズ。
今回入荷したのは高さ約37cmのロータイプ、天板は直径100cmの大きさですが、高さが低く抑えられているだけでなくガラスのすっきりとした透明感やスリムなレッグによって、圧迫感を感じさせないシルエットに仕上げられています。
イエス+ラウブの洗練されたデザインと細部へのこだわりが見て取れる逸品。
シンプル故に大胆な造形で堂々とした気品あふれるスペーステーブル、モダンなインテリア空間にぴったりマッチすること間違いなし。
オフィスのレセプションルームやロビーのほか、ご自宅のリビングに置くセンターテーブルにもおすすめの一台をぜひこの機会に。