Fritz Hansen
Grand Prix Chair
数あるインテリアスタイルの中でも世界中の人々が愛してやまない"北欧モダン家具"。
北欧では半世紀以上も前からデザイン史上重要とされる名作が数多く生み出されており、その多くが現在でも世界中のホテルやレストラン、空港等で使用されています。
本日は、そんな北欧モダニズムの創始者と呼ばれる3大巨匠の一人"アルネ・ヤコブセン"が1957年に手掛けた名作「グランプリチェア Grand Prix Chair」のご紹介。
人気のお品物となっておりますので是非ご覧になっていってください。
1957年のミラノ・トリエンナーレでグランプリを獲得。
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イタリア・ミラノで開かれる国際芸術祭 "ミラノ・トリエンナーレ" で最高賞を獲得した事でその名を与えられた"Grand Prix グランプリ"チェア。
1957年に出展された作品の中には日本を代表する"柳宗理"の作品「バタフライチェア」等もあり、数々の名作が展示された事で有名です。

このチェアを一目見て感じるのは、細部にまで計算された造形美、そしてその堂々たる佇まいではないでしょうか。
デンマークを代表する建築家としても大変大きな功績を残したアルネ・ヤコブセンですが、このグランプリチェアからは 氏の確固たるデザイン力や信念がひしひしと伝わってきます。

9層のプライウッドによってしなやか且つ堅牢に仕立てられた背座一体のシート。
一般的なチェアのシートと比べて無駄な厚みや面積を持たないので取り回しがよく、その軽快さには心地よさを感じてしまうほど。
グラフィカルなフォルムを有しながらもオーク材のナチュラルな風合いも素敵で、様々な空間に合わせられる存在感は北欧モダン家具の特徴そのものと言って良いでしょう。

魅力的な佇まいも去ることながら、実際に腰かけた際の快適性は特筆すべきものがあります。
ふわりと撓りながらもしっかりと左右の背中を支えてくれる安心感は チェアとして理想に近い座り心地。
この造形が"身体の為にデザインされた"ものである事を肌で感じさせてくれるのです。
まさに機能美一体という言葉が具現化されたかのような使い心地。是非一度はご体感していただきたい、そんなチェアとなっております。

そんなグランプリチェアの製作を手掛けたのは、デンマークの名門"フリッツハンセン Fritz Hansen"。
1872年の創立から名だたる巨匠の作品を手掛けており、現在も世界第一線のブランドとして活躍しています。
当時グランプリチェアがあまりに高度な成型技術を要していた事から発表数年で生産終了となってしまいますが、その後技術面の進歩を経て生産を再開。
こちらはフロントパティングが施された贅沢な一点となっており、上質なファブリックによる柔らかな肌触りや通気性の良さにより更に快適にお使い頂けます。
木材とファブリックが織りなす立体的なコントラストはインテリアのアクセントとしても申し分なく、ダイニングシーンや書斎での普段使いからオフィス家具としてもお役立て頂ける一点です。

如何でしたでしょうか。
デザイナーの意匠がここまではっきりと心地よく感じられる家具はそう多くなく、何より巨匠"アルネ・ヤコブセン"の手掛けたものともなれば所有する喜びも一押しでしょう。
有名でありながら実用性が高く、見ても使っても良し。是非多くの方々にお試し頂きたい逸品です。
お探しの方は是非この機会にご検討くださいませ。
