FLAMANT Furniture
Display Cabinet
昔の職場にちょっとだけ英語の発音に厳しいイギリス人がいました。
たしかいろいろ注意された(というか正しい発音を親切に教えてくれていた)のですが、その中で今でも忘れられない言葉があります。
GODIVA。英語ではゴディバではなくゴダイヴァだそうです。いや、でも結局日本では通じないから、と実際に発したことがなかったのでこの機会に使ってみようと思います。
甘くて苦いのです


ゴダイヴァの生まれ故郷といえばチョコレートの国・ベルギー。ほかにもワッフルやビールなど、美味しい食べものがたくさん思い浮かんできます。
つい美食の国のイメージが先行してしまいますが、ブリュッセルやブルージュの街並みをはじめ豊かな中世文化を味わえる国でもあります。


また、隣国であるフランスやイギリスの影響を受けているためか、じつはインテリアにおいてもアンティークの家具や雑貨の宝庫だったり。日本から買い付けで訪れるバイヤーさんも多いようです。
そんな歴史あるベルギーには古い家具はもちろん、現代にも注目すべきファニチャーブランドが多数存在します。


そのひとつが1978年に設立された、FLAMANT Furniture(フラマンファニチャー)。2007年にはベルギー王室御用達の称号を授与されるなど、ヨーロッパを中心に着実に活躍の場を世界へと広げています。
シンプルでモダンなコレクションからアンティークスタイルをベースとしたプロダクトまで幅広く展開されるアイテムの中から、今回は後者のディスプレイキャビネットが入荷しました。



高さ216cmの縦長サイズのガラス棚は、その名の通りディスプレイを存分に楽しめるデザイン。3段に分かれた収納部には取り外しができる棚板がそれぞれ1枚ずつ付属し、しまうものの大きさを限定することはありません。
さらに、やや枯れた木色のオーク材と透明感のあるガラスによる素材のコントラストがシャビーシックな佇まいを演出。趣きをプラスする真鍮色の金具もポイントで、とくに背面のプレートは壁付けに設置したら見えなくなるのが惜しいくらいです。

フランスやイギリスのカントリー家具さながらの風合いが魅力のガラスキャビネット。と締めたいところですが、ベルギー生まれということもあってかなんだか木枠のデザインが板チョコに見えてきました。
シャビーシックな見た目からするときっと甘くて苦いビターチョコレート。しかも木なのか塗装なのか使用によるものなのか、扉を開くとちょっぴり甘い匂いもするのです。
つまり、チョコレートみたいな風合いが魅力のガラスキャビネット。締めはこれで決まりです。











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