Feldballes Mobelfabrik
fm systems wall unit shelf
Kai Kristiansen
皆さんには一度は訪れてみたい国はありますか?
私は、北欧諸国!
環境や気候、デザインが好きで訪れたい地域です。その中でもデンマークは外せない国で、いつか必ず行くと人生の目標にしています。笑
さて今回は、そんな北欧デンマーク、コペンハーゲンに次ぐ大きな都市オーフスに設立された、"フィールドボール・モベルファブリック Feldballes Mobelfabrik"のプロダクトの紹介です。
実用的でスタンダードな美しさ
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頭文字とデンマーク語で工房を意味する「モブラー」からなる、通称FMモブラーは、デンマーク著名デザイナーによるプロダクトを製造する老舗家具メーカー。
1950年代から1960年代にかけては、日本でも非常に人気の高いデザイナーの"カイ・クリスチャンセン Kai Kristiansen"が同社のプロダクトを手掛けました。
彼はチークやローズウッドをとても好み、チェア、デスク、サイドボード、ウォールユニットなど、デンマークモダンを代表する家具を製作し、こちらの 「FMシステムウォールユニットシェルフ」も1968年にカイ・クリスチャンセンがチーク材を用いてプロダクトしたもの。
チーク材は厳しい環境の中、ゆっくりと油分を蓄えながら育ち、鉄の防腐食作用、耐水、防腐、防虫作用が強く、収縮率が少なく木肌も詰まって美しい為、ブラジリアンローズ、ホンジュラスマホガニーと並ぶ世界三大銘木のひとつとして珍重されてきました。
寿命が100年とも言わているチーク材は、時間を経る事で楽しめる経年変化も魅力の一つ。
杢目の色はだんだん濃く変化して落ち着いた美しい金褐色へと変化していきます。
まるで造り付けの家具の様にデザインされたシェルフは、アイアン支柱を壁面に直接ネジで固定し、棚板をお好みの高さに取り付けることが可能。
固定穴は細かく沢山開けられているので、お気に入りの小物や、コレクションのサイズに合わせて、納得の行くまで調整できますよ!
異なる奥行の棚板を合わせることで立体感が生まれ、取付位置で印象が変わります。
永く使う物だから、飽きずに楽しみながら使えるのは嬉しいですよね~
彼の家具に対してのデザインポリシーを示す有名な言葉は「見た目の美しさ、使いやすさ、人間工学に基づいていること、経済的で、環境に配慮していること」。
こちらのプロダクトは、それを見事に具現化した逸品といえるでしょう。