Vintage
Painted Cup Board
新品、まっさら。購入したての物は確かに心を高ぶらせ、神経質になりながら取り扱ったり、少し傷が付くとそこがものすごく気になりだしたり…。
しかし、完全な新品の綺麗すぎる状態が妙に気持ち悪かったりするケースもあります。個人的には新品のTシャツがもの凄くパキッとし過ぎていて気持ち悪く、特に予定の無い日の部屋着にしたり、数が多いと一度まとめて洗濯機に入れるなどして、少しくたっとさせる事によって綿の素材感が出て落ち着いた雰囲気が出てくれます。
使用や経年によって生み出される風合いも非常に重要なポイントです。
やれ具合が生む魅力
経年変化による風合いが味わい深いヴィンテージのカップボード。
可愛らしい装飾と塗料の色合いから本来ならかなり派手に映ってしまいますが、やれ具合による引き算が落ち着きを感じさせ、お洒落な雰囲気にまとめ上げています。
本体にはパイン材を使用。
フランスや英国のビンテージ家具やカントリー家具などで良く見られる木材で、材が持つ温かみと強い木材の風合いは人気を博します、荒々しい杢目や質感は経年によって大きく変化するのも魅力的で、ビンテージのアイテムがそれを強く感じさせるものが多いです。
上段の左右に2枚の扉収納と中央にはオープンスペース、中段は広々としたオープンスペース、下段にはフラップ扉収納とその下に扉収納、中央には大き目の扉収納、その隣には1枚の扉収納と非常に高い収納力。扉は取り付けられたストッパーを回す事で勝手に開いてしまう事を防げます。アナログな機構が可愛いです。
側面はピンク系とネイビー系のペイントがされているのに対し、内部はホワイトでペイントがされているのもカラーリングの拘りが感じられ、可愛らしいです。中段のオープンスペースの板は塗装を施さずに木材の色をそのままにしているのも、全体のカラーリングに締まりを与えています。
カントリーテイストやシャビーシックの空間にピッタリなアイテム。
見せる収納と隠す収納を使い分ける事が可能ですので、ただの収納としてのみならずアイテムに応じて飾ったりする楽しさも味わうことが出来ます。
経年変化による落ち着きが生み出したアイテムの魅力。
このやれ具合がアイテムをより一層お洒落な雰囲気に仕上げ、お部屋に取り入れやすくしてくれます。強い個性と落ち着きを両立したカップボードです。