Vintage
“Large” Book Shelf
最近の楽しみは、スーパーにいく度に季節のフルーツを買うこと。
スイカにメロン、さくらんぼに、それから桃。今年は早くもいろいろ食べました。旬の食べ物はやっぱりよいものです(それにしても、昔よりも果物がおいしいと感じるのは、歳をとったせいなのでしょうか?)。
あぁ、見るからにみずみずしいぶどうも、甘酸っぱい匂いをこれでもかというほど漂わせるパイナップルも食べたい。さて次は、何を買おうかなと考えるだけでも本当に楽しみです。
甘過ぎない、パイン。
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そういえば、パイナップルといえば、英語で「pineapple」と綴られる理由を皆さんはご存知ですか?(ちょっと無理やり繋げました。)
実は、“ 松ぼっくりみたいなリンゴ ”が語源なんだとか。pine(松)+ apple(リンゴ)なんてそのままですが、確かに、松ぼっくりとパイナップルのフォルムはそっくりです。※諸説あります。
今回は、そんなpineを使った家具。パインはパインでも、こちらは「松の木」のpineです。
横幅は約250cmのとっても大きなブックシェルフは、「アート感のある暮らし」を提案するインテリアショップH.P.Deco(エイチピーデコ)で取り扱われていた逸品。
シャビーな佇まいがお店の世界観にそれはもうぴったりです。
節が多いことから昔はペイントされて使われることが多かったパイン材。今回は背板以外は無着色です(たぶんワックス仕上げかと思われます)。
数ある木材の中でも柔らかい木質をもつため、自然なままの木肌には、たくさんの傷や木色の変化がみられます。
そんな味わいを増したパインのナチュラルな色合いを引き締めてくれる、白い背板。
このコントラストがパイン材の“ カントリー ”な印象を和らげ、さまざまなビンテージ家具やさらにはインダストリアルスタイルにまでも溶け込む、いわゆる「甘過ぎない風貌」になっている気がします。
なので、個人的にはぎゅうぎゅうに詰め込みすぎず、空間をゆったりとぜいたくに使って収納して頂くのがおすすめ。
大きいからこそ実現する“ 魅せる収納 ”を存分にお楽しみ頂きたいと思います。
そして、ブックシェルフと紹介こそしていますが、もちろんこの棚にしまうアイテムに決まりはありません。
本だけでなく食器や衣類など、あらゆる収納を実現してくれます。もちろん、店舗でも大活躍中です。
それは、一見シンプルで変哲のないシェルフながら、飾った雑貨をワンランクもツーランクも素敵なアイテムに魅せてくれるシェルフ。そして、ただただ飾ることを楽しめるシェルフ。
縁の下の力持ちでいて、“ 際立てる ”ことに特化した黒子みたいな存在です。
こんなに大きいのに“ 控えめ ”な収納棚は、探してもそうそう見つけることはできません。飾り気がないからこそ、何色にも染まる。ご自宅でも店舗でも、ぜひ自分のスタイルに染め上げてほしいと思うのです。