Vintage
Doctor cabinet
様々な表情を持つ白色。
染まりやすい色であるが故に柔軟な変化を見せ、時に重厚な深みを帯びる色でもあります。
本日ご紹介させて頂くのは時間の経過を感じさせる白の逸品。
ビンテージのケビントをご紹介させて頂きます。
透き通る深み
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今回ご紹介させて頂くのはビンテージの木製ケビント。
他のビンテージ家具には無い特有の雰囲気を放つアイテムです。
3面ガラスにガラス棚板。本体を支える4本脚。
そして清潔感を感じさせるホワイトのペイント。
これぞケビントな仕様とこれまでの月日を感じさせ深い風合いを放ちます。
アンティークやビンテージの家具に触れる機会が多いとよく耳にするケビント。
薬品を収納したりする医療棚、所謂ドクターキャビネットを指しますがその語源はドイツ語だそう。
医療用具としての本体の用途を思わせる点です。
仕様は勿論名前にも造形やデザインの歴史が隠されており、これもまたビンテージ家具の魅力のひとつと言えます。
今回入荷したケビントは3面ガラス仕様。
内部が良く見渡せるのは薬品を探しやすくする為の仕様だったそうですがこの仕様がより光を取り込み収納物を引き立ててくれます。
この独特の形状は医療用だけではなく化粧品売り場など収納物をよりよく見せる為に使われることもあったそう。
高いディスプレイ能力は様々な用途に活躍してくれそうです。
ケビントならではの透き通るような清潔感。
経年に磨かれところどころ木肌を見せるホワイトのフレーム。
対にあるこれらが放つ特有の風合いは美しく、ビンテージだけが持つ深い融合を見せてくれます。
後年リペイントされる木製家具は度々見かけますが、ケビントに採用されるホワイトペイントは何とも魅力的。
細部が映え経年をはっきりと際立たせます。
光の入る場所に設置すると現れる影もこの家具の表情のひとつ。
様々な使い方が出来そうです。
これまでの経過を感じさせる、深い白を持つ逸品のご紹介でした。