BISLEY
Desk set
現代のオフィスやワークシーンで度々目にするスチール製のキャビネット。
堅牢さや使い心地等の実用面が重視されたそれらはどこか味気なく、無骨さすら感じさせない無味なものが殆どの様に感じます。
ただその中でも唯一プロダクトとしての魅力を放つスチール製品が本日の主役。
時代は変われど形を変えず、形を変えず時代に対応する名プロダクト。
ビスレーのご紹介です。
変わらない進化
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イギリス最大の生産規模を誇るスチールファニチャーブランド“ビスレー / BISLEY”。
堅牢且つスタイリッシュなスチール製品で知られており、今尚多くのシーンで愛され続けています。
中でも代表的なプロダクトとして知られるのがスチール製のキャビネット。
シンプルながら他に代わりのない名プロダクトです。
ビスレーが創業したのは1939年。
場所はイギリスのサウリー地方ビスレー村でした。
当初は車の部品を生産していたビスレー。
その技術を活かしストレージを生産したのが現在のスチール製キャビネットのきっかけでした。
そして1970年代。
生活の変化に伴う新たなストレージ提案はビスレーのキャビネットをヨーロッパ中に広く普及させました。
使い心地と収納力、シーンへの柔軟性は多くに人に認知されたそう。
以降このキャビネットは定番商品として深く根付いています。
ヨーロッパ仕様のハ-マンミラー社製品を生産しているのも実はビスレー。
信頼と技術力の高さを思わせます。
Windows95が登場した1997年。
この時代にもビスレーは柔軟性を発揮しました。
2つのビスレーキャビネットに自由なサイズの天板を乗せるだけで完成するオリジナルPCデスク、この“ビスレーデスク”を開発したのです。
デスクとしての機能と元来のキャビネットの機能。
豊富なバリエーションとシンプルな構造による柔軟性の高さは当時のデスクの概念を覆し、シーンに多大な影響を与えました。。
大規模な自社工場を構え、機械によるオートメーションでの成型・加工を行うビスレー。
しかし機械生産だけではこの完成度には到達できません。
ビスレーを完成させるのは熟練した職人の手による老舗の技術が欠かせないそう。
老舗の技術と大規模な工場があるからこそ辿り着ける完成度と言えます。
シンプルな構造とスチール特有の質感、豊富なカラーで多くのファンを持つビスレー。
一番の魅力は何十年も変わらなかった確かな佇まいにもありそうです。
かたちはそのまま、これからも驚くべき進化を見せてくれるはず。
永くお使い頂きたい名品です。