BIEFFEPLAST PADOVA
Boby Wagon
1970年代、イタリアンデザインの熱気が最高潮に達した時代に生まれた、アイコニックな収納ワゴン「ボビーワゴン Boby Wagon」。
デザイナーは、モダンデザインの先駆者として名高いジョエ・コロンボ。
半世紀以上経った今もなお、世界中のクリエイティブな空間で静かに存在感を放ち続けています。
70年代イタリア発、機能美のアイコン

そのデザインに込められたのは、当時ならではのプラスチック成形技術の進化と、使い勝手を徹底的に突き詰めた実用美。
無駄を削ぎ落としながらも個性を失わないその佇まいは、時代を超える名プロダクト。
今回は、当時の空気を纏った貴重な初期製造のビンテージが入荷いたしました。

元々は製図用のデスク脇に潜むスペースを最大限に活かすために設計されたこのワゴン。
構想段階では2段仕様だったものの、最終的により実用性の高い3段タイプでリリースされました。
必要最小限で、最大限に活かす。その思想が後に数多くのバリエーション展開へとつながっていきます。

ボビーワゴンの魅力は、洗練されたフォルムからは想像がつかないほどの収納力と構造の妙。
12mmの仕切り付き天板は、置いたモノが滑り落ちない設計。実用性と遊び心のバランスが絶妙です。
スライドトレイは片手で開閉でき、最大180度まで回転。少ない力で収納物が取り出しやすい構造となっております。

下段のオープンスペースには、背の高いアイテムをすっぽり収めることが可能。
前後どちらからでも出し入れしやすい開放的なつくりで、動線もスムーズです。
さらに、サイドポケットには可動式の棚がセットされており、用途に合わせて自在にアレンジが楽しめます。


今回入荷したのは、オリジナル製造元である“ビエッフェプラスト・パドヴァ
BIEFFEPLAST PADOVA”社による希少なビンテージの個体。
重厚感のあるブラックカラーが、空間に落ち着きとシャープさをプラスします。

時代を超えて愛されるレトロなのに今っぽい、そんな不思議なバランス感覚。
MoMA(ニューヨーク近代美術館)の永久収蔵品としても選定されており、アートとプロダクトの境界を曖昧にする存在です。
個人のワークスペースから、美容室・歯科医院といった現場まで、多様なライフスタイルにフィットする懐の深さも魅力。
70年代の空気をそのまま閉じ込めた、革新的なプラスチック家具のご紹介でした。











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