SCANTEAK

Duo Swivel Bench

木材で作られた建物や家具、器やおもちゃ。
プラスチックや金属にはない柔らかさや温かみのある色味や手触りには、自然と心惹かれる魅力があります。

人工物に囲まれた現代の暮らしだからこそ、自宅の一角にでも自然を感じられるスペースがあると、ふとした時の息抜きに心が安らぐのではないかと思います。

本日は、そんな息抜きの場所づくりにぴったりな、素敵なチーク材ベンチをご紹介します。

息抜きの時間に

創業から40年以上にわたり高級木材のチーク材を専門に扱ってきたファニチャーブランド“スキャンティーク SCANTEAK”。

インドネシアや台湾を中心に100店舗以上を展開し、チーク専門ブランドとしては群を抜く生産量を誇ります。

現在は日本での販売が終了してしまったため、国内で同社の家具を見つけるのは年々難しくなっています。

同社の家具に使われるチーク材は、インドネシア政府公認の植林地で育てられた木材。

チーク材は天然の油分を豊富に含み、耐水性と耐久性に優れ、建築や船、橋にまで重用されてきた歴史ある素材です。

その希少性ゆえ、多くの地域では伐採や原木輸入が制限されており、同社は現地メーカーと直接契約し、責任ある形で製品を生産しています。

今回ご紹介する「デュオ Duo スイベルベンチ」は、同社らしいチーク材の魅力が凝縮された一台。

フレームには表情豊かなチークの杢目が存分に生かされ、角を柔らかい曲線で仕上げることで、重厚さと優雅さが共存しています。

しっかりとした厚みを持たせたデザインが、チーク無垢材の存在感を一層引き立てています。

“木の宝石”とも呼ばれるチーク材は、経年とともに深みを増し、美しい変化を楽しめることも魅力。

直線を基調としたシンプルなデザインは、飴色の艶をまとったチーク材の風合いをさらに引き立てています。

オーク材にはオーク材の、パイン材にはパイン材の良さがありますが、チーク材の明るさと深みを併せ持つ独特の質感は、一度触れると虜になるほどです。

見た目は一見シンプルですが、なんと背もたれが前後に可動し、シーンに合わせて両面から座ることができます。

これは、フレームがシンメトリーに設計され、座面も地面と平行に整えられていることで実現した構造。

ダイニングで食事をしているときから、背もたれを前後に入れ替えてテレビ鑑賞するリラックスタイムまで、場所を移動せず姿勢を変えられる快適さが魅力です。

付属のウレタン製クッションは通気性にも優れ、長時間座っても疲れにくい仕様となっています。

チーク無垢材の自然な風合いと落ち着いたファブリックの組み合わせは、高級感とカジュアルさのバランスが絶妙です。

どんなインテリアにも溶け込みやすく、リビングやダイニングはもちろん、玄関ベンチとしても活躍してくれます。

ご自宅用としてはもちろん、店舗什器としてもおすすめできる、存在感と実用性を兼ね備えたベンチです。