Herman miller LTRT
ミッドセンチュリーを代表する巨匠チャールズ&レイ イームズによってデザインされたHerman Miller社製の『LTRT』です。プライウッドの天板とワイヤーベースを組み合わせた日本のお膳のようなテーブルです。
そのシンプルで美しい佇まいは禅の出会いから生まれた
1950年に発表されたイームズデザインのLTRT。Low Table Wire(Rod) Base の略で、当時はLTRと呼ばれ、現在は最後にTableのTを付け、LTRTという名称になっています。また、オフィシャルサイトではワイヤーベーステーブルと呼ばれています。 1950年代、アメリカ西海岸では日本文化「 ZEN( 禅 ) 」が静かなブームになっていました。その文化に強くインスピレーションを受けて制作されたのがこのテーブル。 美しいベースの構造は、鉄橋などに用いられるトラス構造を応用。細脚ながら太い脚以上の高い強度を確保しているのが特長です。また各所の溶接も綺麗に仕上っています。上質なプライウッド天板は、薄くスライスした木板を交互に重ねた積層構造で、側面に見えるボーダー柄が全体に表情をもたらしています。 また、イームズ夫妻は自宅にイサム・ノグチ、山口淑子らを招き、畳まで敷いてこのテーブルでスキヤキを振る舞ったのは有名なお話。ミッドセンチュリーデザインと禅が夫妻により出会うこととなったこのテーブル。日本人としてはちょっと嬉しいプロダクトですよね。 使い方も多種多様。リビングでの子供用のテーブルや、花台、小さな照明を置く台としても、観葉植物を置く台として、ソファサイドのテーブルでもOK。どこにでも置け、どんな風にも使える万能アイテムです。そして、このシンプルな形状に建築技術の応用、時代を超越した上質なデザイン性が詰まっており、イームズの隠れた名品として親しまれています。お探しだった方は是非この機会をお見逃しなく。----------------- SPEC -----------------
Item number: RH11-39
Size: W40 × D33.5 × H25 cm
Price: SOLD OUT
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