Herman Miller
Mirra2 Chair
多くの世界的デザイナーとのコラボレーションにより、今もなお名作を輩出し続け米国を代表する「ハーマンミラー Herman Miller」。
プラスチックやプライウッド等の新素材をいち早く家具に取り入れ、シェルチェアを筆頭に多くの名プロダクトを世界に向けて発信しています。
多くの定番や名作を抱えながら、今もなお革新的なデザインを生み出し続けるハーマンミラーのプロダクトから、本日は装いを新たにしたベストセラーをご紹介いたします。
マン・イン・ザ・ミラー
こちらは同社の「ミラ2 Mirra2 チェア」。
2003年に同社から発表されたミラチェアの後継モデルとしてアップデートされたミラ2は、座面の高さやリクライニングの固定・開放、アームの高さ調整などデスクチェアとして基本的な機能はもちろん、前傾チルトの角度調節や座面の奥行など、体型やシチュエーションに合わせた細かな調整機能を備えることで、幅広いユーザーの身体や環境にぴったりとフィットするチェアに仕上げられました。
人間工学に基づいてユーザーの動きをミラーのように反映することからその名がつけられたミラチェア。
コンセプト通り圧倒的な対応力を見せるこのチェアは2003年に発表されて以降、150万台のセールスを記録したことでも知られています。
デザインを手掛けたのはドイツ・ベルリンを拠点に活動するデザインチーム"スタジオ7.5 studio7.5"。
7.5トントラックにモデルショップを乗せ、1つのプロジェクトの現場から次の現場へ移動しようというアイデアからこの名前を付けたそう。
ポジションや仕組みに縛られることなく、自由な動きの元でデザインを手掛ける彼らの哲学を体現したネーミングといえます。
フレームやファブリックを持たない特徴的なデザインが目を引く背もたれ。
"トライフレックスパック"と呼ばれるこちらは、ポリマー素材のみを使ってデザインされており、ポスチャーフィットと合わせてユーザーの体型に沿いながら身体を支えるほか、背中を左右にねじるなどの"動き"にも対応し、その名に恥じない柔軟性を持ったチェアに仕上げられています。
メッシュをフレームに張り込むことで体圧を分散する座面は長時間の着座でも疲れにくいだけでなく、熱もこもりにくくなっているため、暑い季節でも快適な掛け心地に。
アームはやや短くなっているほかフルアジャスタブルモデルのため、デスクに差しておきたい場合にはアームを座面とほぼ同じ高さまで下げておくこともできるなど、実用性と省スペースを両立したデザインとなっています。
高性能デスクチェアの代名詞として名高い同社のアーロンチェアにも匹敵する機能性を有する「ミラ2 Mirra2 チェア」。
構造とそれぞれの素材の特性を活かした掛け心地、加えて多彩な機能を洗練されたデザインの中に凝縮した一脚。
オフィスやワークチェアとしてはもちろん、ゲーム等でもしっかりとユーザーを支えてくれる逸品をぜひこの機会にお求めください。