Herman Miller
Steel Frame Cabine
今なお絶大な人気を誇るミッドセンチュリー期の家具達。
新素材・新工法に、巨匠デザイナー達による遊び心がプラスされ、
未来的でアート性の高い家具が多く生まれました。
本日は、そんなミッドセンチュリー黄金期を代表するデザイナーの一人、
『ジョージ ネルソン / George Nelson』によって生み出さされた希少なビンテージプロダクトのご紹介です!
超希少なミッドセンチュリーファニチャー
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正直、『ジョージ ネルソン / George Nelson』とえば超名作照明のバブルランプ やネルソンプラットフォームベンチのイメージしかありませんでした(笑)
しかし、実は数々の画期的なモジュラーシステムを世に排出してきたそうです。
今回入荷した希少なビンテージアイテムもその一つ。
その名も、『スチールフレーム Steel Frame』キャビネット!
1950年代にアメリカの“HermanMiller / ハーマンミラー”から発表されていた『Steel Frame / スチールフレーム 』シリーズ。
当時このシリーズには、デスクやキャビネットなど非常に多くのサイズや仕様が展開されていたそうです。
何でも、カラーバリエーションが非常に多く、カタログから自由に選択して組み合わせる事が出来たそうですよ。
今残っているビンテージのスチールフレームには、一点一点に当時の流行りやセンスが色濃く反映されているってことですね。
今回入荷したキャビネットは、ザ・ミッドセンチュリーって印象に仕上がってますよ!
レトロな雰囲気の中に華やかさを併せ持った絶妙な配色。めちゃく可愛いんですけどぉ~!
ドロワーの前板は、爽やかなターコイズブルーカラー。
発色は強すぎず、絶妙な淡さをしていますね。
これはきっと、経年による僅かな色落ちによるものでしょう。
ビンテージならではのこの絶妙な風合い。
これは、きっとドロワーや天板が木製だからでしょうね。
スチールでは見れないこの表情。めちゃくちゃエモいです。
さらに、スチールフレームはホワイト、天板はブラック、ドロワーの側板はライトグレーと、
それぞれのパーツをモノトーンカラーで統一することによって、このターコイズブルーの良さが際立って見えますよね。
オーバルリングの形をしたハンドルデザインも可愛い、、、。思わずにぎにぎしたくなる。
直線で構成された設計の中に、唯一取り入れられた曲線のデザインがこのハンドル。
無機質なシルバーカラーは全体のアクセントになり、可愛らしい印象をモダンに引き締めているようにも見えます。
シンプルで見落としがちにですが、ジョージネルソンらしい遊び心が感じられる素晴らしいハンドルデザイン。
私の一番のお気に入りポイントです!
何でも、スチールフレームは僅か10年程の短期間で生産を終了したそうです。
その後一度も正規復刻されること無くなったそうですが、一度396 MODERN PALMSによって忠実に再現されたリプロダクト品が販売されていたそうです。
しかし、396 MODERN PALMSで販売されたリプロダクトですらその個体数は少なく、
その後同社の廃業によりそのリプロダクト品すらなくなってしまいました。
いやぁ~。めちゃくちゃ希少価値の高いプロダクトなんですね。
しかも今回入荷したのは、“HermanMiller / ハーマンミラー”社製のオリジナルのビンテージ!
当時のメーカープレートもしっかりと残ってますよ!
imptionでも初入荷の超希少なアイテム!実物を見れたことに感謝です。
さて、『Steel Frame / スチールフレーム 』シリーズのキャビネットはいかがだったでしょうか?
個人的には、ミッドセンチュリー期を代表するジョージネルソンの超希少プロダクトの実物を見れたことに大興奮しております。(笑)
本ブログを書くにあたり、色々調べてみたのですが、
国内でも海外でも、同シリーズのアイテムを取り扱った事のあるショップはリペイントしているものが多かったです。
このオリジナルの風合いが良いのに、なんだかもったいない、、、。
imptionではリペイントなどはせずに、当時のオリジナルをそのままお楽しみ頂けるコンディションとなっておりますよ!
次回入荷の見込めないお品物となりますので、探していた方はこの機会に是非ご検討下さいませ。