Herman Miller 2nd FRP Arm shell chair

先日は英国のイームズとしてロビン・デイ氏の希少なソファを紹介させていただきました。本日は本家イームズ氏の名作プロダクトのアームシェルにドゥエルレッグのスイベル機能が付いた珍しい1脚となります。シェルはハーマンミラー社製のビンテージで、復刻したFRPシェルのモチーフにもなっている名作で人気のシェルとなります。中々お目にかかれない組み合わせのアームシェルチェアです。是非ご覧ください。

少し変わった組合わせのイームズはいかがですか。

>>この商品の詳細を確認する デザイナーズチェアのアイコンともいえるチャールズ＆レイ イームズ夫妻によるアームシェルチェア。ローコスト・ファニチャー国際コンペに一体成型のFRP製のチェアを出展した事がきっかけとなり、世界的に高い評価を得てデザイナーとして地位を確立した名作チェアです。 この頃の世界は新素材が嵐のように誕生した時期となり、FRP（ガラス繊維強化プラスチック）やABS樹脂が開発され、プロダクトデザイナーにとっては頭の中だけのデザインが具現化できる事を知り、モダンデザインへの新たな可能性や情熱が生まれ、現在でもミッドセンチュリー期のデザインは重用され模範となるデザインが多い事で知られています。 シルエットでもわかってしまう程の名作チェアですが、今回はスイベル機能（左右約45度ほどシートが回転する）有するドウェルレッグが付いたアームシェルチェア。 これによって、デスクやテーブルへの出入りを椅子を大きく動かすことなくできるユニークなベースです。 アームシェルは2ndシェルとなり、グラスファイバーの量も多くアームは繊細なカーブを描きシートはゆったりとお座りいただける人気のシェル。 ドウェルレッグベースは、アメリカのモダニカ製。ホームファニチャーとして特に人気のベースデザイン。家具との調和が取りやすく柔らかい印象を与えてくれるデザインレッグです。 イームズのビンテージシェルチェアは、製造された年代や工場などで微妙に違いがあるのもユニークな逸話。 1955から1970年までに製造されたシェルが所謂2ndシェル（2ndという部分は諸説あり、アームシェルだと3rdと呼称しているお店もあります）。 70年に製造されたとしても50年という時を超えてきれいに残っているビンテージシェル。 情熱や可能性を見つけたデザイナー達の激しい競い合いもこういった椅子からダイレクトに味わえる歴史的なチェアです。