Knoll
Pollock Exective Chair
数多くの名作が誕生したミッドセンチュリー期。
技術の進歩や時代の激しい変化、異文化同士の混合は刺激的なプロダクトへと形を変えました。
本日ご紹介させて頂くのは今尚変わらぬ魅力を放つ名チェア。
ポロックチェアのご紹介です。
実用的な芸術品
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20世紀モダンデザインを体現するアメリカの家具メーカー、ノル。
近代デザイン運動の歴史でもあると言われる同社は多くの名デザインを形に変え、今尚多くの名作を世に輩出しています。
このチェアもそのひとつです。
丸みを帯びたオーガニックなフォルム。
それらを支える一本足はシェルが持つ重厚感を軽減し美しいバランスに仕上げます。
特有の雰囲気はまさにミッドセンチュリーモダンファニチャーと言えます。
デザインを手掛けたのはミッドセンチュリー期を代表する建築家、チャールズ・ポロック。
ジョージ・ネルソンとビジネスパートナーであり、多くの名作に関わっていた名デザイナーです。
このチェアは同氏の名を冠した代表的な一脚として知られています。
張りぐるみのシートにメタリックのリム。
ポロック自身が「リムテクノロジー」と名付けたこの仕様は当時画期的なものでした。
この箇所が椅子としての強度を増強。
そして印象的なフォルムの輪郭を明快にしこのチェアを一層特別なものへと昇華させました。
張りぐるみのシートはたっぷりと、且つしっかりと身体を包み込みます。
この特有のホールド感と絶妙な角度が叶える座り心地は非常に快適。
ラウンジチェアともいえる安心感を与えてくれます。
アーム、アームレスの仕様で展開されるポロックチェア。
アーム仕様特有のデザイン的なバランスと流れるようなラインは別格です。
アームに腕を預けた際の快適性は言うまでもありません。
美しいベースデザインが重厚な佇まいにシャープな印象をプラス。
樹脂と金属パーツのコントラストが美しく、細部にまで拘りを感じさせます。
安定感あるキャスターは軽やか且つスムーズな動作。
良質なデザインに伴う快適性もポロックチェアが長く愛される理由です。
ミッドセンチュリー期に生まれ、愛され続ける不朽の名作。
ポロックチェアはスミソニアン博物館、メトロポリタン美術館などで「実用的な芸術品」として展示されています。
色褪せない新鮮さは見た目、実用性共に現代のワークシーンにも心地よく馴染むはず。
歴史的名作のご紹介でした。