ノル Knoll チャールズフィスターコレクション Charles Pfister Collection 1Pソファ フルレザー 本革~存在で語る大人の1脚~

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ノル Knoll チャールズフィスターコレクション Charles Pfister Collection 1Pソファ フルレザー 本革~存在で語る大人の1脚~

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Knoll

Pfister lounge seating collection

ハンス・ノルによって1938年にニューヨークに設立されたファニチャーブランド“Knoll ノル“。 ビジネスパートナーであり妻でもあったフローレンス・ノルは、ハンスの没後、社長として会社を率いたそうですがエーロ・サーリネン、ハリー・ベルトイア等、名だたる名デザイナーと交友関係であった事から、様々なコラボレーションを果たし、世界的に有名な家具ブランドとして確固たる地位を確立しました。 ハリーベルトイアのサイドチェア、エーロサーリネンのチューリップ、マルセルブロイヤーのカンチレバーチェア。 家具好きなら一度は見聞きした事がある製品を販売しているブランドです。

存在で語る大人の1脚

>>この商品の詳細を確認する こちらは同社の高級ソファ『フィスターラウンジシーティングコレクション』の1台。 デザインを手掛けたのは、アメリカのデザイナーCharles Pfisterチャールズ・フィスター(1939-1990)です。 実はこの方、アメリカの建設設計事務所の中でも最大手のスキッドモア&メリル(Skidmore, Owings & Merrill, 略称 SOM)のインテリアデザインスタッフとして15年間所属していた凄腕。 スキッドモアといえば、アメリカの高層ビルでも有名なジョンハンコックセンターやウィリスタワーを手掛けた事務所。 これだけでもアツいですが、日本では隈研吾建築都市設計事務所、安藤忠雄建築研究所、坂倉建築研究所等が参加した『東京ミッドタウン』のマスタープランを担っていたようです。 そんな一流企業に在籍していた頃に、同氏がデザインを手掛けた『フィスター ラウンジコレクション』は、1971年にknollにて生産が開始され、現在でも高級住宅やオフィスで使用されています。 直線構造のボディに細身のメタルレッグと、そのデザインは実にシンプル。 こうまでシンプルだと1シーターでも100万円以上、3シーターに至っては200万円を超える価格に正直疑問を抱いてしまうのが正直なところですが、裏を返せば品質の良さの裏返しとも取れます。 最高の素材と職人の業をひけらかす事なく、存在で語る大人の1脚とでもいいましょうか。 驚くべきは発表より50年以上経過しているにもかかわらず、全くデザインとしての古さを感じさせないところ。 『座る為の家具』として必要最低限の要素に絞り、細部の丁寧な造りが結果的に上質な雰囲気として現れている完成された佇まいです。 “Less is more.“(より少ないことは、より豊かなこと)はミース・ファンデルローエの言葉で、これまであった装飾で魅せる美しさとは逆の引き算の美学。 無駄な部分を排し、必要なものを絞り込むことで美しく豊かな空間が生まれるという、建築家としての信念を表した言葉です。 意図しているかは別として、このソファにもその哲学が感じられるます。 いわゆる”包み込まれるような座り心地”ではないものの、座った際の程よい弾力と、身体を囲むように配置されるアーム、肌触りの良い本革のカバーは精神的にも気分の良い特別な時間を齎します。 『座っていて気持ち良いが、だらしなくはならない』そんな感覚。 オフィスやエントランス等で少し緊張感のある空間づくりにも◎ 安っぽさは微塵も感じさせないので、カッシーナやアルフレックス等の高級モダンファニチャー、インテリアとの相性も抜群です。癖が無いのでコーディネートしやすい点も魅力でございましょう。 シンプルの中に潜む美しさを堪能出来る、素敵なお品物です。

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