TOM DIXON
SWIRL TABLE LOW
イギリスのライフスタイルブランド“habitat/ハビタ”社ではデザインヘッドとして活躍し、後に“artek/アルテック”社のクリエイティブディレクターを務める等、並々ならぬ経歴を持つ“Tom Dixon. / トム・ディクソン”
2002年に自身の名を冠するのインテリアブランドを立ち上げ、ケミカルな素材を使った独創的なプロダクトを発表し続けています。
家具の枠を超えた家具
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本日ご紹介させて頂く“Swirl Table/スワールテーブル”もその一つ。
Low/Medium/Tallの3タイプが展開されておりますが、今回入荷したのはもっとも小さいサイズのLowタイプ。

Tallといえば上京して初めてスターバックスに行った時Tall/トールのことを「タール」って言ってしまった可愛い思い出が・・・。
大・中・小にしてほしいもんですね。

話が逸れてしまいましたね。失礼致しました。
こちらのシリーズは粉末状の大理石に色素を沈着をさせ再成型した新素材を用いて造られております。
大理石の生産過程で出る残余物に顔料や樹脂を混ぜ圧縮し、ブロック状に切断していくことでこのような模様が出るそうですが、
近くで見ているとその美しさつい引き込まれてしまいます。

表に見えている部分が平面の模様として表れていますが、これは木材でいうところの杢目のようなもの。
角に目をやるとそれがハッキリと分かります。
大理石の粉末を使用しているだけあって、重量も中々のもの。ずっしりとした重さからも高級感が伝わってきます。

面から面へと模様が繋がっている為、どの角度からみても一体感が感じられます。
パーツ一つ一つには一体感がありながら、円錐や立方体等の全く違ったフォルムのパーツを幾何学的に組み合わせた、
この何ともちぐはぐなデザインが不思議な魅力を生み出しているのではないでしょうか。

独学で溶接技術を会得し、廃品を活かして家具やオブジェを作っていたトムディクソンのルーツが感じられるプロダクト。
家具の枠を超えてお部屋のアートピースとして輝くトムディクソンの名作アイテムでした
