TECTA
S40 Glass cabinet
Marcel Breuer
"バウハウス / BAUHAUS"。 インテリア好きな方なら一度は見たり、聞いたりした事はあるのではないでしょうか。 第一次世界大戦後ドイツのワイマールに設立し、1919年から1933年のわずか14年間の活動ながら、今日の建築・デザイン界に決定的な影響を及ぼしている総合芸術の教育機関。 初代校長ヴァルター・グロピウスを初め、ミース・ファン・デル・ローエやマルセル・ブロイヤーなど名だたる人物が携わっています。 今や世界的人気で、もはやブランド化している20世紀の北欧モダンのデザインにも大きなインパクトを及ぼし、コーア・クリントやハンス・ウェグナーなどにも、いわゆる「機能主義」哲学を継承しています。 今回ご紹介するのは、そんなドイツデザインやバウハウスを語る上では外すことができない、重要なブランドの"テクタ TECTA"から、バウハウス出身のデザイナー"マルセル・ブロイヤー Marcel Breuer"のプロダクトです!
継承される哲学
>>この商品の詳細を確認する 同社は、東西冷戦時代の1972年に、東ドイツ生まれのアクセル・ブロッホイザーが西ドイツへ亡命し設立したブランド。 東ドイツでは、バウハウスデザインの家具製作が危険思想と扱われた為、西ドイツへ渡ったのが始まりでした。設立後、バウハウスを代表するデザイナーらの名作家具を次々に復刻し、オリジナルを忠実に再現する職人的なモノ作りの姿勢によって世界中から注目を集めるブランドへと発展。そこから現在まで、バウハウスの思想を正確に伝承する稀有なブランドとして名が知られています。
こちらは、"マルセル・ブロイヤー Marcel Breuer"によって1925年にデザインされた「S40 ガラスキャビネット」。 バウハウスのオリジナルデザインに基づいてTECTAから復刻されました。
天地を除き、全てガラス張りで、ニューヨークの超高層ビルをイメージさせる2つの直方体から構成される建築的なデザイン。 フレームはラッカー塗装仕上げのアッシュ材を使用し、フレームより少しはみ出る大きさの直方体を互い違いに積み重ねた造りで、360°どの角度から見ても立体感のあるそのフォルムは存在感抜群です!
四方と棚板がガラス張りなので、日光や照明の光をたっぷりと取り込め、明るく開放感のある場所や、そこだけに照明を当てて際立たせたりと、テーマや目的に合わせ、ディスプレイしたモノを最大限に生かすことができますよ♪
内部の棚板を外すと大型のモノもディスプレイでき、空間のどのポジションに設置しても鑑賞できるようになっているので、住空間だけではなく、店舗什器としてもオススメです◎
扉は一見、四方のどこに付いているのか分からなく、景観を損ねない様なデザインになっており、鍵付きで施錠が可能。 大切なコレクションを保管するのにも安心ですね!
様々なデザインの分野で多大なる影響を与えたバウハウス。こちらのプロダクトは、そんな歴史と想いを継承している逸品だからこそ出せる魅力を存分に感じる事ができます。 既に廃番カラーとなっており、中古市場でもなかなかお目に掛かれない希少なお品です!この機会をお見逃しなく!