TECTA
K22 SIDE TABLE
14年というごく短い期間でその歴史に幕を下ろした教育機関“バウハウス BAUHAUS”。
本国ドイツのみならず、世界中のデザインに対する考え方を永遠に変えることになった存在だけに、フォロワーが絶える事がありません。
今回ご紹介するのは、バウハウスデザインの正当な継承者と言える“テクタ TECTA”社のサイドテーブル。
機能的で美しく、ロングセラーも頷ける逸品です。
モダニズムの継承
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大量生産に適した合理的な設計。そして芸術品としての美しさ。
相反する二つの要素を掛け合わせたバウハウスの理念は、多くの名デザイナーと名作家具を生み出しました。

テクタはバウハウス流モダニズムを下敷きにしたオリジナル家具だけでなく、マルセル・ブロイヤーやミース・ファン・デル・ローエといった、バウハウスの巨人たちの作品を復刻しているメーカーでもあります。
創業から約40年間、ストイックにバウハウスデザインを発信し続けているのですね。

前時代的な過剰装飾に対するアンチテーゼを掲げたバウハウス。
その考え方はこのK22サイドテーブルにも確かに息づいています。
木製天板にスチールバー、くの字型に開いたレッグ。何も引けないほど究極にミニマルでありながら、何かを足す必要も感じません。

唯一装飾的と言えるのがこのハンドルでしょうか。
指を引っ掛けて昇降をアシストするためのパーツとなります。デザイン的にちょっとしたアクセントになっていますね。
ちなみにこれはドイツでは一般的な、ドアをノックする金具をモチーフにしたものらしいです。とっつきにくい印象もあるバウハウスデザインに、実は遊び心も忍ばせてあるというのは、知るとちょっと嬉しくなりますよね。

昇降可能でアームに干渉しないフレームの構造、隙間に差し込める脚部によって、お使いのソファの形状を問わず設置可能です。
また、最大でダイニングテーブル程度の高さまで設定できますので、使用するシーンはさらに広がります。お部屋のコーナーに収まる形状も使い勝手抜群ですね。

今回はブラックフィニッシュのアッシュ材仕様となり、クロームの光沢が相まって都会的な印象に。レザーソファと合わせるだけで、リビングがグッと引き締まるようです。
使い勝手の良さと、シンプルな美しさが同居したテクタのサイドテーブル。バウハウスの哲学を受け継ぎ、アップデートされた現代の名作です。この機会にいかがですか?
