iittala
Birds Sieppo & Kuulas
Oiva Toikka

オイバトイッカのバードは1972年のシエッポから始まっています。今まで1000種以上の大小様々なバードが生み出されてきたと言われていますが、その始まりは小鳥でした。

創造力と職人技による小さな命の奇跡

オイバ・トイッカがデザインしたガラスのバード群、BIRDS BY TOIKKA。その始祖ともいえるシエッポSieppoをスコープが別注したのが2015年です。クラースKuulasはその3年前の2012年に発表されています。

〇シエッポ Sieppo

1972年に初めて製作されてから長らく生産されていませんでしたが、メールオーダー用に製作されたのが2度目のシエッポ。生産期間は1995年から1996年までの1年間だけ。

そして3度目のシエッポ、オイバトイッカのバード本に掲載されているシエッポがこの時期のものです。レッド×ライトブルー、ライトブルー×グリーン、グレイ×ブルー、ブラック×ラスターの4色木箱入で2003～2004年のこちらも1年間だけ販売されました。

4度目のシエッポは2015年にスコープが別注した全15配色各1000個限定シリアルナンバー入りという壮大な大群です。今回入荷した2匹もこちらの時期のものです！
初期シエッポを目指しているのでフォルムは初期のニュアンスに近く、裏面もわざわざ研磨処理しています。サインは《O.Toikka IITTALA 2015 SCOPE ***/1000》と手彫りされています。

光と交わると、格別に美しい～窓際に並べておきたいですね～

〇クラース Kuulas

こちらは、Sieppoスコープ別注の3年前に発表されたクラース。
2010年に発表されたパフボールがそのまま倍ぐらいの大きさになったクーラスはパフボールの親分的存在。不透明のホワイトガラスの上から透明な色ガラスを被せたデザインです。コロンとしたまるい姿が堪らなく可愛い～

シエッポとは相反し不透明。だからこそ光が当たらない場所でも美しさが際立ちます。
そして、オイバ・トイッカのバードは、全て手吹き技法で作られており、ひとつとして同じものはありません。1つ1つが異なる個性を持ち、異なる表情で私たちに語りかけてくれます。自分だけのバードを一つてにしてみてはいかがでしょうか♪