Secto Design
Secto 4201 pendantlamp
by Seppo Koho

日中はもう温かく、日差しと風が気持ちいですね～

とはいえ、来週はまた気温が下がって関東は雨も降るみたいです。まだまだ衣替えは先になりそうです。

さて、本日はとても素敵な北欧の照明が入荷したので、少しお話したいと思います！

～風の通る気持ちい照明～

"Secto Design"は、木製のデザインランプを専門とするフィンランドの照明ブランド。
本日の主役は、同社から、建築家セッポ・コホがデザインした木製ランプシェード。
その名前が「セクト」と名付けられているように、ブランドとしての最初のアイテムでもあります。

自然を愛するフィンランド人が愛して止まない白樺（フィンランド バーチ）の木。
そんな白樺の森を想起させる透明感のある美しい照明は、スラットを通してインテリアに調和し、ナチュラルで風通しの良い空間を演出してくれます。

薄板を重ねて押し型にあてがいながらプレスされた1枚の板を細くカットして生成されるスラット。このスラットを束ねて、航空機にも使われる強度を持ったリング状の木材部品で固定することで、美しいフォルムを可能に。

フィンランドバーチの薄い積層合板を使用したランプシェードを作る工程には高度な技術を要するため、熟練した職人のみが携わり、丁寧にハンドメイドで作り上げられています。

灯りを付けると、シェード内の上部に反射した光が、下に向かって徐々に広がるスラットの隙間から漏れることで、温かい光となり、空間を優しく包み込んでくれます。

一日の時間の流れと共に空間と人に寄り添う、そんなずっと使いたくなる魅力的な照明だと思います。