Schou Andersen
NV31
本日は、背もたれと脚部のアウトラインが際立つエレガントな佇まいのダニッシュビンテージ" スコウアンデルセン Schou Andersen "『 NV31 ダイニングチェア 』のご紹介♪
使い手を意識した造形美と機能美のバランス


日照時間が短くお部屋で過ごす時間が長い北欧の生活。余計な要素をそぎ落とし、素材そのものの美しさを残す事で、飽きの来ないシンプルな造形美を完成させる家具デザインは、陰影を美しく演出する電球やキャンドルと共に、北欧の人々の暮らしを支えてきました。

製造を手掛けた" スコウアンデルセン Schou Andersen "は1919年に創業。以来4世代に渡り受け継がれており、デンマーク家具の黄金期と呼ばれる1960年代に於いて、同国のダイニング家具製造の主要家具メーカーのひとつとして活躍しました。
デザインを手掛けたのは、家具デザイン界の巨匠であるコーア・クリントを師とし、ダニッシュモダンデザインの基礎を築いた巨匠" カイ・クリスチャンセン Kai Kristiansen "。同作は1956年に誕生し、遠く離れた日本でも多くのインテリアファンの注目を集め続ける不朽の名作として認知されています。


細身のウッドフレームを使用しながらも、着座の際に背中を包み込む曲面構造の背もたれ。テーブルにあわせた時のバックスタイルも美しく、斜めに真っすぐ伸びた後脚のラインと対比して、柔らかな曲線が際立つ設計です。
フレームひとつひとつは、絶妙な厚みの変化によりアウトラインに違いを持たせ、植物の様な有機的なシルエットを演出。北欧らしいシンプルな表現故に、素材感やディティールの僅かな変化にも自然と目が留まります。


背座のクッションやファブリックによる素材の変化も、赤みを帯びたアフリカンチークのフレームに対して、適度なカラーコントラストを加え、ソフトな着座感が長時間の着座による身体への負担を軽減してくれます。
温かみある木の表情は周りの木製家具やフローリングとも良く溶け込み、北欧スタイルは勿論、幅広いインテリアテイストとマッチしてくれます。
ホールド感のあるゆったりとした着座を実現しながら、日本の手狭な住宅事情にも優しいコンパクトなサイズ感。お食事用の椅子としては勿論、昨今の在宅ワークに伴うデスクチェアとして、単体でのご使用にも最適です。

「見た目の美しさ、使いやすさ、人間工学に基づいている事、経済的で環境に配慮している事。」をデザインの主軸とするカイクリスチャンセンの造形哲学を感じさせる逸品。
いつも即完売してしまうカイ・クリスチャンセンの傑作椅子。在庫限りとなりますので、是非この機会お見逃しなく!ご注文はお早めに♪