シンガー SINGER ビンテージ ソーイングチェア 背もたれリクライニング sewing Chair ~ インダストリアルデザインの素朴さと堅牢なもの造り

シンガー SINGER ビンテージ ソーイングチェア 背もたれリクライニング sewing Chair ~ インダストリアルデザインの素朴さと堅牢なもの造り

シンガー SINGER ビンテージ ソーイングチェア 背もたれリクライニング sewing Chair ~ インダストリアルデザインの素朴さと堅牢なもの造り

SINGER Vintage sewing Chair

『世界の工場』と呼ばれた19世紀中葉までのイギリス。工業製品では世界の工業生産力の中で大きな地位を占めることとなり、徐々に紡績を中心とした軽工業中心の産業構造から、機械工業や製鉄などを中心とした重工業中心に構造が転換し、一躍大英帝国としての繁栄の時期を迎えた時期に生まれたSINGER。 まさに綿製品の普及に伴い紡績や繊維会社に勢いがあり、機械化を推し進められ生まれたブランドとなります。 18世紀からの歴史あるシンガー社。現在でもアンティークのミシンが市場では人気があり、ノスタルジックなアイテムとしても映画やCMなどで見かける事のあるブランドです。 今回はSINGER社のソーイングチェアとなりますが、ネットでも中々お目にかかれないレアなソーイングチェアです。是非ご覧下さいませ。

インダストリアルデザインの素朴さと堅牢なもの造り

>>この商品の詳細を確認する こちらは、当時のSINGER社の主力であったミシンの為のソーイングチェア。どこかで見聞きした事があるでしょう足踏みミシンは有名ですよね。そのミシンを操作するための椅子という事になります。 こちらは日本どころか世界でも個体数の少ないリクライニング機能を持たせた、珍しいソーイングチェアです。ちょっと手を留めた時に背もたれに寄りかかると、少しだけバネで背もたれが倒れますので、一息つくのにはぴったりだったのでしょう。 私も試しに座って寄りかかってみるとこれがまた心地よく、調度良いテンションで背にもたれる事が出来ました。もちろん現在のチェアのリクライニングとは別なものですが、19世紀にこのような技術があった事に驚き感動しました。 シートは無垢材のラウンドシート、こちらもシートを回転させると昇降ができるアンティークやビンテージ好きにはたまらないギミック。支柱横の蝶番をしっかりとめると高さが固定できる造りです。 ベースは四本のstarfishのようなデザイン。理にかなった安定感のあるデザインベースです。 この当時のイギリスは圧倒的でしたね!。鉄道や車、機械工業や製鉄を中心としたすべての中心でした。19世紀後半はアメリカやドイツ、日本に追いつかれましたがやはり工業大国であることには変わりありません。時代の移り変わりは、何かを映し出したり動いたりしないからこそ、家具からは一層強くノスタルジーを感じます。 そういえば、日本もややイギリス路線で苦しんでいますよね。なぜかそんなシンパシーを感じながら家具を磨きblogを書いてみました。古き良きインダストリアル製品です、是非触れてみてください。

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