SINGER
Sewing Chair
本日は希少なビンテージチェアをご紹介させていただきます。
木材と金属を組み合わせたインダストリアル(工業的)なデザイン。
更に長い間使われ続け、経年によって磨かれた雰囲気は何物にも代えることは出来ません。
そんな良い雰囲気の1脚が入荷致しました。
良質なデザインと経年による研磨
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こちらは1851年に創業したミシン製造会社 シンガーのソーイングチェア。
imptionでも過去何度もお取り扱いのあるメーカーとなりますが、ミシンテーブルがほとんどで背もたれの付いたチェアは流通量の少なさから希少であると言えます。
シンガーはアメリカの会社であるものの、様々な場所に工場を構えていたこともあり生産国や製造年など詳細は不明なところも個人的には擽られるポイントです。
デザインは至ってシンプル。
シートは厚みの異なるプライウッドを採用しており、すっきりとした印象。
(この薄いプライウッドはドイツやオランダのアイテムに似ており、シンガー社はドイツにも工場がありましたのでヨーロッパ製なのかもしれませんね。)
機能面も非常にシンプルでシートは回転式であることと背もたれの位置調整が可能。
また、背もたれと座面を繋ぐ金属は厚みが薄い為、荷重がかかると適度にしなります。
このしなりが絶妙なフィット感を生み出しておりますので、見かけよりも座り心地が非常に良いのが特徴です。
脚部はアイアンを用いた重厚なつくり。
脚元に向かって広がるシルエットがなんともユニークですね。
接地面が広い事と重さの事もあり安定感は抜群。
大胆に入るSINGERの社名も良い表情です。
本来は座面の昇降機能も付いているのですが、こちらはネジの力が弱くなっているので無いものとして捉えて下さい。
座面は元から少し高めとなりますのでカウンターなどと相性は良いかと思います。
またはリアルなビンテージ感とインテリア性の高さを活かして花台やシェルフとしてお使い頂くのもお勧めです。
強い存在感を放つビンテージチェア。
様々なシーンで活用ください。