GUSTAVSBERG
UNIK FAGLAR
お花畑に現れた、凛々しい鳥とちょっぴりふくよかな鳥。
夫婦?親子?兄妹?カップル?それともお友達?この2羽の鳥の関係が気になります。
みなさんは、どんな関係性を想像しますか?
1人の女性と2羽の鳥
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スウェーデンを代表する陶芸デザイナーである“リサ・ラーソン”。
動物シリーズをはじめとする一度見たら忘れられないたくさんの作品を生み出してきました。
その全てが、優しくてかわいくて素朴でユニーク。世界中の人々の心を魅了し続けています。

こちらは、鳥、猫、馬、象などをモチーフにした、9種類から作り出される“Unikシリーズ”の陶板のひとつ。
そのうちの鳥を描いた作品がこの「 2羽の鳥 FAGLAR 」です。

陶板いっぱいに描かれた、鳥と可愛らしいお花。
上部に描かれている尖った大きな羽根を持つ1羽はオス。下部には一回り小柄なメスの鳥が描かれているそうです。
一見、模様なども似ていますが、よーく見るとそれぞれ異なっておりオスとメスの特徴が捉えられています。
つぶらな目をしたあどけない顔立ち。同氏の他の作品でも垣間見ることができる愛らしさとピュアさを感じられます。

そして落ち着いた配色が施された、絶妙なデザインバランスも魅力のひとつ。
釉薬の艶とマットな質感を使い分け、優しい色合いで描かれた陶板からは同氏らしい温かみをお楽しみ頂けます。
また、平面に絵付けされたものとは異なり凹凸によって生まれる立体感。
小さいながらも魅力の詰まった逸品です。

裏側にはスウェーデン語で「Tack för samhällelig insats」の文字。
日本語で「社会貢献に感謝します」の意味を持ち、「KONSUM STOCKHOLM(生活協同組合)」から社会貢献した人の表彰として贈答された1枚だったそうです。

同氏の手掛けた心惹かれる北欧のビンテージアイテム。
お部屋の壁に飾ったり、棚に立て掛けて使ったり、1枚だけでお部屋の雰囲気をグンと変えてくれます。
自分だけのお気に入りの空間を作ってみてください。

たくさんの人々を楽しませてくれるリラサーソンの作品たち。
2羽の鳥がお互いそっぽを向いているから喧嘩中なのか、一面お花が咲いた花畑で2羽で仲良く日向ぼっこなのか。
それとも同氏が見た何気ない自然のワンシーンなのか。作品の背景を想像するとまた違った楽しみ方がみえてきそうです。
是非、みなさまも彼女の世界観を存分に楽しんでみてください。
