Carl Hansen & Son
Y Chair CH24
北欧デザインの父と呼ばれた“Hans J Wegner / ハンス・J・ウェグナー”がデザインを手掛けた『CH24』、Yチェアの愛称で親しまれている一脚。
imptionでも度々取り扱いのあるチェアですが、家具に詳しい方はもちろん、詳しくない方でも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
本日は、そんな同氏がデザインした椅子の中でも、抜きんでた知名度を誇る名作椅子『Yチェア』のご紹介です!
世界のスタンダードとも言える一脚。
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生涯で500種類以上もの椅子をデザインし、20世紀の北欧デザイン界に多大な影響を与えたウェグナー。
中でも『Yチェア』は、「最も売れている名作椅子」のひとつと言われるほどの人気チェア。
70年以上経つ今でも世界中で愛され続け、現在では木種やカラーリング、仕上げなどで分けるとその数はなんと50種類以上にも上るのだとか!
今回は、ナチュラルカラーのビーチ材フレーム×ペーパーコードの人気モデルが入荷しました☻
白い木肌と優しい杢目が特徴のビーチ材に、仕上げは木材本来の質感が感じられるソープフィニッシュ。サラサラとした触り心地は、角の無い丸みを帯びたフォルムと相まって、ふんわりした雰囲気に⚘⚘⚘
座面のペーパーコードは、スウェーデン産針葉樹からできた3枚の紙を径3mmに拠ったものを使用しており、職人の手によって丁寧に編込まれ、椅子全体のバランスを引き立たせてくれています。
「ペーパー(=紙)」と聞くと、強度は大丈夫なの・・・?と不安に感じるところですが、革や布張りと同じくらい強い強度と耐久性を持っているので、普通にご使用していただければすぐに千切れたり破れたり、なんてことはありません!
着座の際にやや沈み込む感覚は、適度な弾力と安定感のある座り心地。使い込むことで使い手の形に馴染んでくれるので、だんだんと包み込まれるような掛け心地へと変化してくれます。
さらに、ペーパーコードの中は空洞が出来るように編まれているため、座面の中に空気の層が出来るよう工夫されており、夏場は蒸れにくく冬場は冷えを感じにくい作りに。一年を通して快適に使えるのは嬉しいポイントです◎
素材はもちろんですが、Yチェアの一番の特徴と言えば、やっぱりこの形ですよね。
高度な曲木加工が施されたアームによって、しっかりと身体を支えてくれる安定感が生まれ、愛称の由来にもなっているY字の背板には、3枚に張り合わせた成形合板を使用することで柔軟性を持たせたデザイン。
ハーフアームの作りで肘を乗せやすいので、ダイニングチェアでありながら、普段から掛けていたくなるようなラウンジチェアのような魅力も感じられます。
また、今回入荷したYチェアは日本の住環境に合わせた座面高42cmの国内向けのサイズ。現行品の座面高(45㎝)より3cmほど低く、一般的なダイニングテーブルに座った際も、扱い易い仕様になっています。
シルエットが同じながら、色や材・仕上げ違いで揃えれば、遊び心あるダイニングシーンを演出できそうです☻
実用的なイスでありながら一つのアート作品のような佇まいの『Yチェア CH24』。
「椅子には裏側がありません。 あらゆる側面と角度から美しくなければなりません。」
というウェグナーの遺した言葉の通り、美しく洗練されたオブジェのような一脚で、洗練されたワンランク上の空間を作ってみてはいかがでしょうか?