karimoku60+
Dining Chair
今回ご紹介させて頂くのは、日本人の生活に馴染み深いカリモク家具。流行や時代に流される事無く、誕生から50年以上経った今でも愛され続けているインテリアブランドです。
変わらない形
日本の間取りに少しずつ洋室が登場するようになり、住宅事情が大きく変わり始めていた1940年。お部屋に合わせる家具もちゃぶ台からダイニングテーブルへ移り変わる中で、洋家具の需要を見越して誕生したのがカリモク家具でした。
1960年代に入るとKチェアを中心とした名プロダクトが数多く生まれましたが、時代の流れの中で姿を消していきました。
そんなプロダクトを、改めて世の中に発信しようという思いの元、2002年に誕生した「60Vision」。カリモク60とはその中の一ブランドで、デザインは変えることなく、時代に合わせて内部構造に改良を加えています。
本日ご紹介するのは同シリーズのウォールナットカラーとスタンダードブラックの組合せが大人びた印象の”アームレス ダイニングチェア”。
60シリーズらしい普遍的なデザインで、空間に優しく馴染んでくれ逸品です。
艶感のある合成皮革が張られた落ち着いたトーンの一脚。合成皮革は水や汚れに強く、思わぬ汚れもサッと拭くだけで簡単に落とす事が出来ます。
座面の内部構造は、柔らかいスラブウレタンと、その下に適度な弾力のあるチップウレタンの二重構造。長時間の着座による身体への負担を軽減してくれる安定感のある座り心地です。
誕生から50年以上、ずっと変わらないフォルムで人々の生活に寄り添ってきたカリモク。長年愛され、みんなの「スタンダード」となった家具はどんな空間にもマッチしてくれます。 ぜひ、皆さんのご自宅にも取り入れてみてはいかがでしょうか。