Herman Miller
Side shell chair / 2nd vintage
誕生から約70年。
現代までずっと愛され続けるイームズ夫妻の代表作でもあるシェルチェア。
「イームズチェア」という愛称でも親しまれるシェルチェアは、世界一有名な家具と言っても過言ではありません。
年代や仕様の違いによっていくつかの呼び方があって、ほんとうに奥が深い。
そんな名作チェアが、入荷いたしましたよ!
憧れの名作
1950年の登場から一度生産が中止される1990年頃までに "1st" "2nd" "3rd"と3つの時期に分類された「ビンテージシェル」。
今回入荷したのは、1950年代後半~70年代に製造された「2ndビンテージ」と呼ばれるサイドシェルチェア!
今回入荷したシェルは雰囲気抜群ですよ!!
経年を帯びた風合い。まさにビンテージといった風格のレモンイエローカラーのシェル。
本来の鮮やかな発色が抑えられ、落ち着いた雰囲気を纏ったビンテージシェルは、重厚な存在感を放っていますよね。
かと言って重々しすぎない感じも素敵。
優しく柔らかい雰囲気があって、見ていてホッとする色味です。
経年でしか味わえない色合いがなんとも言えないこちらのシェル。
年代はいつ頃のものかしら??って思いますよね。
では裏面を見てみましょうか。
HEMAN MILLER社のエンボスは施されていないのですが、Cincinnati Milling Machine社のエンボスのみ施されていますね。
なんでも、当時はシールやプレートのロゴが主流だったのですが、紛失が多かったために50年代後半からはロゴがエンボス加工されるようになったんだとか。
製造社のエンボスも、50年代から入るようになったらしいので、ちょうど仕様が切り替わるタイミングの個体だったのかな?
ってことは個体数も少なくて珍しいんじゃないかな??
詳細は不明ですが、想像が膨らむ珍しいモデル!
メーカー・製造社ともにエンボスがない、通称「すっぴんモデル」とは違った希少な一脚です!
さて、今回入荷した2ndビンテージのサイドシェルチェアはいかがだったでしょうか?
人を惹きつけるビンテージならではの存在感。コレクター必見の希少な仕様のモデル。
ビンテージシェルチェアの雰囲気を存分にお楽しみ頂けるはずです。