カド CADO No.209 ディプロマットチェア Diplomat Chair ラウンジチェア チーク材 本革 レザー フィンユール Finn Juhl デンマーク 北欧ビンテージ ~奇をてらわない上品な個性~

カド CADO No.209 ディプロマットチェア Diplomat Chair ラウンジチェア チーク材 本革 レザー フィンユール Finn Juhl デンマーク 北欧ビンテージ ~奇をてらわない上品な個性~

カド CADO No.209 ディプロマットチェア Diplomat Chair ラウンジチェア チーク材 本革 レザー フィンユール Finn Juhl デンマーク 北欧ビンテージ ~奇をてらわない上品な個性~

CADO
No.209 Diplomat Chair

本日は、デンマークを代表する家具デザイナー" フィンユール / Finn Juhl "によりデザインされたCADO社の希少ビンテージ『 No.209 ディプロマットチェア / Diplomat Chair 』のご紹介♪

奇をてらわない上品な個性

「Yチェア」でお馴染みのハンス・J・ウェグナーや「セブンチェア」のアルネ・ヤコブセンと並び、近代のデンマークデザインを語る上で欠かす事の出来ない巨匠フィン・ユール。「人が自然に、自由に家具と触れ合う事」を重要視し、細部のデザインまで高い美意識が保たれた独創的な家具デザインを生涯にわたり追求しました。

また素材研究にも貢献し、当時加工が難しいとされていたチーク材を家具製造に応用し、「チーク材=北欧家具」のイメージを作り出した立役者といっても過言ではありません。

フィンユールは1912年にデンマークのコペンハーゲンに生まれ、1934年には名門デンマーク王立芸術アカデミーを卒業。建築家のヴィヘルム・ラオリッツェンの事務所で勤め、1945年独立。代表作としては「ペリカンチェア」「チーフテンチェア」「ポエトソファ」等が有名です。

こちらは、1963年にデザインされた『 No.209 ディプロマットチェア / Diplomat Chair 』。「DIPLOMAT=外交官」を意味する名の通り、デンマーク大使館や国連本部ビル会議室等で使用された逸品。製造はフィンユール等の著名なデザイナーたちとの仕事で知られ、北欧ビンテージ好きの間で高く評価を得ているデンマークメーカー" カド / CADO "社が手掛けました。

フレームには、赤みを帯びたブラウン色ときめ細かな木目により「木の宝石」の異名を持つ世界三大銘木のひとつチーク材を使用。無垢材を丁寧に削り作られたフィンユールらしい植物の様な滑らかな曲線が、シンプルな構造に対して目を惹きます。

背座の張地にはブラック色の本革を使用。ウッドフレームに対して全体の印象を引き締め、高級感を加えています。また座面下には真鍮製のスペーサーを備え浮遊感を演出。一段深堀された貫等、シンプルなフォルムに対して、印象が甘くなり過ぎないディティールへの拘りも感じさせます。

デスクワーク、食事、会談、交渉等、同じ建物で様々なシーンが想定される外交官の仕事にかなうサイズ設計と気品ある造形表現。集中する場と寛ぐ場の両方が考えられたデザインの様に思えます。

背もたれは少しだけ後ろに撓る構造になっており、着座時や姿勢を崩した時、身体の無意識な動きに対して、体圧を分散させ、長時間の着座による体への負担を軽減してくれます。

細身のウッドフレームである事は勿論、フレーム周囲に生まれる十分な抜け感が、日本の手狭な居住空間にたいしても圧迫感を軽減し、重厚なソファの代わりとしてレイアウト出来る一人掛け椅子です。

ヘンリー・ムーアやジャン・アルプといった曲線表現に長けた彫刻家らの影響を受けたとも云われ、「家具の彫刻家」と称されるフィンユール。「座る為の道具」としてのみならず、座らない時に空間を演出する空気感は別格です。

コレクターズアイテムとしてもフィンユール作品は大変価値がございますが、空間の主役的アイテムとして、北欧スタイルのコーディネートに是非お勧めしたい逸品です。在庫限りとなりますので、是非この機会お見逃しなく!ご注文はお早めに♪


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カド CADO No.209 ディプロマットチェア Diplomat Chair ラウンジチェア チーク材 本革 レザー フィンユール Finn Juhl デンマーク 北欧ビンテージ ~奇をてらわない上品な個性~

ARTICLE祖師ヶ谷大蔵店の記事