Cassina
413 CAB
1977年に発表されてから、今もなおイタリアンモダンデザインを代表する製品として支持され続けている『CABチェア』。
洗練された設計、厳選を重ねた最高級のレザー、抜群の座り心地・・
デザインと機能の美しさからニューヨーク近代美術館(MoMA)に永久展示されている、モダンデザインの歴史の中でも重要な一脚。
今回は、そんな名作チェアのご紹介です。
厳選に厳選を重ねたレザーを纏わせた、モダンデザインの代表作。
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世界的に有名な建築家・デザイナーであるマリオ・ベリーニ。
建築を始め、計算機やタイプライターの開発に携わり、アルテミデやフロス等一流の照明ブランドで数々の名作を生み出してきました。
彼は「椅子」を人の身体の延長線上にあるものとしてデザインすることを試み、カッシーナ社を訪れます。
そうして出来上がったのは、金属のフレームに厚革のジャケットを着せるという画期的なチェア。
金属フレームとレザーのテンション感から、抜群の座り心地を実現しています。
マリオ・ベリーニの類まれなるデザイン力と、カッシーナ社の卓越した技術力があってこそ誕生した名作チェア。
マリオ・ベリーニは、当時カッシーナの開発部門には鉛筆一本だけしか持って行かなかったそうで、彼の自由なスタイルや、カッシーナとの信頼関係の強さが感じられます。
モダンデザイン家具の代表格とも言われているカッシーナですが、高品質なレザーを使用している事でも非常に有名です。
カッシーナで使用されるレザーは、ヨーロッパのミネラル豊富な土壌で育った放牧牛の革を、多くの時間を費やして鞣して仕上げられます。
最高の環境で生まれる素材から、更にカッシーナ社が独自に定めた非常に厳しい基準に沿った選定がされ、最終的に厚く堅牢でありながらも柔らかさを併せ持った理想的なレザーが選ばれるそうです。
こちらのチェアは、そんな厳選に厳選を重ねた革が全面に使用されており、そのクオリティーの高さ、贅を尽くした仕上がりは目を見張るものがあります。
私はレザークラフトが好きでお財布を作ったりすることもあるのですが、こちらの412CABチェアを見ていると、レザー表面のきめ細やかさ、この厚さでありながら、この柔らかさ。そんな素晴らしい状態の革が広い面積一面に、しかも均一に使用されている事に衝撃を受けました。
ファスナーで着せられている構造になっているのもユニークで、イタリアンデザインらしい親しみやすさが感じられますね。
座ってみると、フレームによるしっかりとした安定感とレザーのしなやかで張りのある絶妙なテンション感がとても心地よい掛け心地。
バックレストからアームレストへ続くカーブは、すっと体に馴染むような優しいラインを描きます。
アームレストにはフレームが入っておらず、レザーで空気を包むような構造となっており、そのふんわりとした感触はまるで2つのクッションを備えているかのようで、スタイリッシュさの中にある独創性をお楽しみいただけます。
『CABチェア』は多彩なカラーラインナップが出ておりますが、こちらの製品はレザーの艶が映えるブラックカラー。
良質な革特有のしなやかさと、洗練された佇まいを存分にお楽しみ頂ける逸品となっており、シックな空間からモノトーンな空間にも合わせられる扱いやすさと、お部屋の雰囲気を格上げするような唯一無二の存在感が魅力的な逸品となっております。
モダンデザインの代表傑作とも言われる『413 CABチェア』。
近代美術館での展示、数々の雑誌でも取り扱われ、現在でもファンの多いアイテムです。
世界最高品質と言っても良い良質なレザーは、お手入れを重ねながら艶を増す姿もお楽しみ頂ける一生ものとなっております。
人気商品となっておりますので、是非この機会にお問い合わせください♪