Cassina IXC.
527 MEXIQUE
今回は、モダン系高級インテリアブランド“カッシーナイクスシー Cassina IXC.”より『527 メキシク MEXIQUE ローテーブル』のご紹介です。
フランス人デザイナー「シャルロット・ペリアン」により手掛けられた名作の一つ。彼女ならではの素朴さや質実さを感じさせる逸品です。
ぜひ最後までお付き合いください!
曲線が織り成す空間の在り方
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デザインを手掛けたのは、フランスの建築家・デザイナーのシャルロット・ペリアン。
坂倉準三の誘いで日本へ招かれ、日本各地を柳宗理の案内でまわり、日本の伝統的な暮らしや美意識に深い感銘を受け、彼女の作品に強く反映されています。
メキシクテーブルは、1952年パリ国際大学都市メキシコ館の学生寮のためにデザインされました。
当初は、椅子をしまえるテーブルのみのラインナップ、その後1956年にシャルロット・ペリアンとジャン・プルーヴェが主導し、様々なデザイナーを紹介した有名なギャラリー”ギャルリーステフ・シモン”のために、ローテーブルがデザインされました。
丸でもない、四角でもない有機的で不思議なラインが特徴的なフォルムをした天板は、数台のテーブルを互い違いに置いて正方形や長方形を作ることを可能にし、限られたスペースの中でも動きやすいようにデザインされています。
天板には上質なアメリカンウォールナット無垢材が贅沢に使用され、木目の表情や色合いが非常に美しくあります。デザインもさることながら、素材の魅力も引き出した一台です。
重厚な無垢材の天板とは対照的なスチール製のシャープな脚部は、素材やデザインのコントラストを鮮明に表現し、モダンな佇まいの中に親しみやすい印象を併せ持ちます。
カッシーナと言えば、モダンで都会的な家具が印象的ですが、落ち着きのある北欧系や遊び心を感じさせるミッドセンチュリー系のコーディネートにも合わせられる一品です。
空間の主役やアクセントなどの目立つような立ち位置ではなく、在ることで統一性やメリハリ持たせてくれる、縁の下の力持ちと言った存在になるでしょう。
ご自宅のインテリアにちょっとしたスパイスを加えるような感覚で、取り入れられるオススメのローテーブルです。
いかがでしたか?
デザイン史を語る上で欠かすことの出来ない人物、シャルロット・ペリアンによるプロダクト。市場でも殆ど目にかかることのない彼女の作品は、世界中で多くの人々を魅了しています。
こちらのアイテムは、学芸大学店にてお取り扱いがございます。ぜひこの機会にご検討下さいませ!