Ingo Maurer
Canned Light
空間を変える力を持つ照明。
デザイン的な灯は時に、照らすこと以外の役割を成すこともあります。
点灯時、消灯時にかかわらず強い魅力を放つこの照明が本日の主役。
インゴ・マウラーのカンド ライトです。
詩的な光
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光の詩人、インゴ・マウラー。
ユニークでデザイン性に富んだ愛情溢れる照明デザインで知られ、今尚多くのファンに愛される名デザイナーです。
情感たっぷりに表現される光のかたち。
それらはアーティスティックで美しくミニマム、且つ機能的で多くの空間に光を届けています。
カンド ライトはポップアートの第一人者であるアンディ・ウォーホルの代表作、キャンベル・スープを照明に昇華させたプロダクト。
ポップなデザインは今も新鮮な印象で空中に浮くランプはどこか不思議な感覚を与えてくれます。
シェードの缶のトップは渦状にカットされておりこの箇所からも光がこぼれます。
まるで缶切りで開けられた様なこの仕様がキャッチーなデザインに動きをプラス。
ペンダントライトとしては勿論、ウォールランプとしての使用も考慮してデザインされています。
グラフィックデザイナーからキャリアをスタートさせたインゴ・マウラー。
1960年に発表した名照明Bulbは彼を照明デザイナーの道へと誘いました。
独自の繊細さとキャッチーさ。
ユニークながら損なわない上品な佇まい。
それらは平面には収まりきらず、多くの照明にかたちを変えました。
シーリングライトやペンダントライト、フロアライト。
照明作品に当たり前に伴う概念に捕らわれない作風はどれも情感に溢れるものばかり。
意味なく派手なデザインで蔓延する現代でも彼の作品には確りと優しさを感じます。
既製のかたちを用いて完成された詩的なほどの光。
名照明のご紹介でした。