ERCOL
Old colonial style Drop leaf Butterfly Dining table
ウィンザーチェア発祥の地として知られる " ハイ・ワイコム / High Wycombe " で、イギリスに移住したイタリア生まれの家具デザイナー " ルシアン・アーコラーニ / Lucian Ercolani " によって1920年に設立された英国を代表する老舗家具メーカー " アーコールファニチャー / ERCOL FUNITURE " 。
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古の伝統的なクラフト製法とモダンデザインを融合させた堅木のテーブルや椅子、キャビネットといった様々な家具コレクションは、軽快でシンプルなものばかり。
その完成度の高いデザイン性と使い勝手の良い機能性は、戦後に建てられたモダンな家屋やインテリアにも調和し、世界中から好評を経て、北欧家具にまで影響を与えたとも云われています。
お馴染みのライオンのマークもロンドンの中心部 " トラファルガー広場 / Trafalgar Square " のネルソン記念塔下の獅子像がモチーフになっており、当時からアーコールのマスコットとして、カタログ等にも登場します。
古の伝統を受け継ぐ機能美に溢れたバタフライテーブル
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さてさて、本日入荷したこちらはイギリス民芸をルーツとするアメリカンオールドコロニアルスタイルの『 ドロップリーフ / バタフライ ダイニングテーブル 』。
美しいラウンドトップに一見無骨ながらも飾彫が施されたクロスレッグが組み合わされた印象的なデザインは、16世紀以降に英国で食堂の発達と共に生まれたイギリスの民芸スタイルをルーツとするオールドアメリカンスタイルを現代に解釈したもの。といっても50~60年程度経過した由緒正しいビンテージ品で御座います。
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インテリア関連の書籍を紐解くと家具の歴史の各ピリオドにアンティーク家具をリデザインしたものが多く存在し、昨今 各国の著名なデザイナーらも北欧モダンやイタリアモダンの名の下にコロニアルスタイルを現代に蘇らせたプロダクトは数知れず。
その殆どが奇抜なデザインで占められている中、アーコールのテーブルは、リ・デザインを最小限に止めつつ、原点に帰伏し、今尚オーセンティックなデザインを堅守しています。
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ご覧の通り、丁寧にテーパーの施された正円ではないラウンドテーブル( 若干楕円形:W134×D113 )は天板3枚で構成されており、中心の天板1枚がフィックス、その両側の拡張天板2枚が各々可動&拡張します。
一般的なテーブルと違い通常全開の状態であれば約Φ120cm、片側を閉じれば約90cm、両側を閉じれば約60cmの3段階に変化させる事が出来るので、その時々に合わせ用途も広がります!
貫の存在しないモデルも存在しますが、こちらはワークテーブルとしても使えるグラつき知らずの丈夫な作りで、3分割された天板の2本のスリット部分がヒンジ状になっており、この天板裏のレバーを引けば天板が固定される仕組み。特別な工具は必要とせず、女性でも簡単に操作頂けます。
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ニ~三世紀も前にこういった斬新なデザインがあった事自体に驚かされますが、20世紀中頃にデザインされたテーブルやチェアが、16~17世紀の家具をベースにデザインされているという事にも感心が湧きます。
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全開であれば~4名程度のお食事も熟す広々としたトップスペースが確保され、片側を閉じ壁際に寄せればデスクやカフェテーブル代わりに...、また両サイドを閉じればコンソールテーブルや飾り台としてもお使い頂けそうです! 移動や収納の際もコンパクトになるので何かと重宝してくれます。
折り畳んだ際の短辺天板下には逆三角形の幕板が存在し、木蓋もアクセントになっています。現代の家具には存在しない同社ならではの隙きの無い工夫と拘り、クラフト技術の高さが伺い知れます。
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発表されてから数十年も経過した1960年製造の趣あるビンテージ品。勿論、昔から人気がありましたが、現在では本国の中古市場でも流通が少なく、且つ希少カラーの廃盤モデル。
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設置した空間を引き立てきっと落ち着いた雰囲気を齎してくれます。何時も飲むコーヒーも一際美味しく感じるかも知れません。
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クラシカルにありがちなデコラティヴなスタイルとは違い、アーコールならではのシンプルなフォルムは、和・洋問わず幅広いインテリアテイストに馴染みます。ブリティッッシュスタイルの流れを汲む松本民芸家具や北海道民芸家具等お好みの方には特にお薦めかと。
ちょっとした傷や汚れもこれまでの歴史を刻んだ証... ビンテージならではの風合いとしてお楽しみ頂ければ幸いです。
銘品と過ごす優雅な一時を是非ご堪能下さい。( レアカラー / D.ブラウン × オークウッド ・ ブルーラベル付き! )