Ercol
Thistleback diningchair
こんばんは。用賀店のふくです。
今日は気温が低いものの、雲ひとつ無い青空で気持ちの良い1日でしたね。
空気が澄んでいると光の陰影もはっきりする気がしましたので、今日は太陽の光が似合うチェアをご紹介させて頂きます。
是非、最後までご覧くださいませ。
影まで楽しめる椅子
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こちらはイギリスの“アーコール社”の『シスルバック チェア』。
深みのあるコロニアルカラーと背もたれに入ったデザインが目を惹く1脚です。
同社の名前や他のデザインの椅子を見たことがある方は多いと思いますが、シスルバックは初めて見たという方もいるのではないでしょうか?
シスル=アザミの花を意味します。
筒状の花がいくつも連なり丸いシルエットを作り出している可愛らしい花なので気になる方は調べてみて下さい
座面は非常にシンプルな作りとなっておりますが、真っ平らではなくお尻に寄り添うような座ぐりが施されております。
この座ぐりがあると無いとでは居心地の良さが変わって来るんですよね。
また、このシスルバックチェアが作られたのは1960年代とのこと。
約60年前の椅子となり、現在に至るまで使用され続けていたのがひと目で分かる風合いを楽しませてくれます。
人によってはダメージや使用感とマイナスなイメージで捉えてしまうかも知れません。
ですが60年もの時を過ごしてきた「味」として見ていただけると幸いです。
僕は今年38歳になりましたが、この椅子のほうが先輩であり未だ現役でいることが非常に凄いことだと思います。
長く支え続けていた脚部は今でも健在です。
床に向かいテーパードしながら外側に広がっていくシルエットは上品さも感じさせますね。
クラシカルな表情のチェアではありますが、和モダン・北欧・インダストリアルと合わせる空間を選ばず、良きアクセントとなってくれるところも魅力の1つ。
更に日の光を浴びた際の影までもが絵になります。
味わい深いコロニアルカラーは光があたるとキラキラと輝き、陰影を楽しませてくれますので窓辺でのご使用がお勧めです。
椅子としては勿論ですが、花台などインテリア寄りで使う事もできますので是非この機会にお部屋に迎え入れてみて下さい。