Doctor cabinet
用途に合わせて作られていた業務用の家具。
時代が流れるにつれそれらは使われなくなりました。
しかし工業用のシェルフや椅子、照明などに見られるように活躍の場を変えて愛されるものもあります。
従来の仕事を終えゆったりと使われる当時のビンテージ特有の雰囲気もまた魅力のひとつ。
本日紹介させて頂くのは昔病院で使われていた医療用家具をモチーフに再現されたアイテムです。
新たな使い心地
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今回ご紹介させて頂くのはアンティーク調の木製ケビント。
オフホワイトのカラーでペイントされたこれぞケビントな一台です。

アンティークやビンテージの家具に触れる機会が多いとよく耳にする「ケビント」。
薬品を収納したりする医療棚、所謂ドクターキャビネットのことですが語源はドイツ語だそう。
医療用具として使われていたというのが良く分かるポイントです。

今回入荷したのは、アンティーク調のアイテムですのでビンテージのものではございません。
勿論ビンテージならではの実際に使われていた空気感や風合いも魅力ですがこちらのケビントだからこそお勧めできるポイントがあります。
ビンテージケビントに見られる薬品臭。
独特の匂いが無いので用途に限らず安心していお使い頂けます。
お気に入りのコレクションは勿論、食器や洋服まで幅広く収納出来ます。

3面ガラスにガラス棚といったケビントらしい仕様も魅力的。
内部が良く見渡せるのは薬品を探しやすくする為の仕様だったのでしょうか。
この仕様がケビントならではの清潔感と透明感を感じさせます。
この独特の形状は評価され当時化粧品売り場など収納物をよりよく見せる為にも使われることもあったそう。

足元にはガラス棚が備わっていたりと収納としての実用面は抜群。
雑多になりがちな小物類をさっと収納しても映えてくれそうです。
以外にも汎用性は高いので店舗什器としても素敵にお使い頂けるかと思います。

近頃の病院では見かける事の無い医療用具、ケビント。
他のビンテージ家具にはには無いケビントならではの雰囲気は従来の用途でなくとも伝わります。
新たな使い方も様になる、素敵な収納のご紹介でした。
