artek ARMCHAIR 400 TANK
本日は、太く厚みのある曲木フレームとゼブラ柄によるカラーコントラストが、空間の要的アイテムとしてリビング空間を印象付ける巨匠アルヴァ・アアルトの名作、” アルテック / artek ”『 アームチェア 400 タンク / ARMCHAIR 400 TANK 』のご紹介♪無垢材のような重厚感を漂わせる大胆な曲木椅子
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アルテック社は、本作のデザイナーであるアルヴァ・アアルトやその妻アイノ・アアルト、マイレ・グリクセン 、ニルス・グスタフ・ハールらと共に1935年創業、北欧フィンランドを代表するモダンファニチャーブランドです。同社のメインコンセプトは「アートと技術の融合」。これまでに暮らしに溶け込む様々なモダンファニチャーを追求し、多くの名作プロダクトを世に生み出しました。
アアルトと言えば1933年に考案された3本脚スツール「 究極のスツール 」とも称される「スツール60」が有名。シンプルが故に製造が簡単そうにも見えますが、実は無垢材の脚を曲げる技術を開発する為に、同氏は3年もの歳月を費やしました。そのL字型レッグ「 L-Leg 」は通称「アアルトレッグ」とも呼ばれ、20世紀に於けるインテリアデザインの歴史に於いて、デザイナーの教科書的存在として今日でも不動の地位を確立しています。
こちらは名作スツール60誕生の3年後、1936年にミラノトリエンナーレの展示のためデザインされた『 ARMCHAIR 400 TANK 』。スツール60を始め、細身の曲木家具を多く発表しているアアルト作品の印象とは対照的に、どっしりとした重厚感と存在感を放つ異色のアアルトデザイン。「タンク=戦車」の名の通り、従来の曲木家具のような華奢な印象は感じさせません。
木材は野生のものではなく、人の手をかけて育てられた良質なフィンランド産バーチ材を使用しています。フレームには「ラメラ曲げ木」技法を採用。ラメラと呼ばれる数ミリにカットされたバーチ材の長い板材を、木目の方向を合わせながら重ね、加圧して曲げる事で、スチールフレームと同等の強度を実現しています。幅10.8cm×厚み2.8cmの広々とした肘掛けは、ゆったりと肘を預けられ、アームとレッグが繋がったカンチレバー構造なので、着座の際の衝撃を和らげてくれます。
波形スプリング、ポリウレタンフォーム、ポリエステルからなる背座のクッション材は、曲木の撓りも相俟って、適度な弾力を保ちながら、硬めに仕上げられたシートは、沈み込み過ぎず、計算された背座の角度に合わせて身体を委ねる事が出来ます。
現在フレーム・シート共に幅広いカラーバリエーションで展開しておりますが、こちらは唯一の柄物。目を惹くゼブラ柄ファブリックはブラック&ホワイトによるコントラストが空間にインパクトを与え、座らない時もオブジェのような佇まいで空間を演出してくれます。安価なプリント生地ではなく、白黒2種類の糸で確りと縫われておりますので、テクスチャーと手触りも楽しむ事が出来ます。
時を経ても色褪せず、1930年代のデザインとは思えない威厳ある面持ち。ナチュラル色のウッドフレームが木製家具やフローリングと溶け込む事は勿論、ガラス製品、コンクリート他、無機質な人工素材を使用した現代家具・居住空間ともマッチし、ワンランク上の都会的なリビング空間を作り出します。
中古市場でも流通の少ないアアルトの名作。在庫限りとなりますので、是非この機会お見逃しなく!ご注文はお早めに♪











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