HAVILAND
Artois Tea Set

流行りのアフタヌーンティーにあまり惹かれないのは、同じ金額を出すならスイーツより美味しいランチが食べたい！から。

甘いものには目がないけれど、例えばせっかくホテルで楽しむならビュッフェの方がいいのです。えぇ、食い意地張ってます。

それでもどうしてもアフタヌーンティーを体験したくなったら、おうちで楽しむのもひとつの手だと思っています（ヌン活というそうです）。

英国式 with フランスの美

お気に入りのデザートや手作りのサンドイッチ、おすすめのスイーツを持ち寄って集まれば、それだけでもう十分。あとは香り高い紅茶を用意するだけで立派な英国式お茶会のはじまりです。

さらにはスリーティアーズと呼ばれる3段のケーキスタンドを準備するなどテーブルコーディネートにこだわれば、意外と気軽に本格的なアフタヌーンティー気分を味わうこともできます。

とりわけポットやカップ＆ソーサー、プレートなど揃いの食器を使うと、施された模様や色味によって華やかになったり、エレガントになったり、カジュアルになったりとまとまった印象に。

ヌン活沼にはまったらさまざまなテーブルウェアを使い分けるのも良さそうですが、これから始めるならシーンを選ばないオーソドックスなティーセットを手に入れておきたいものです。

フランス中西部の古都で生まれたLimoges（リモージュ）焼きに魅せられて、ニューヨークの貿易商だったダビッド・アビラントが1842年に創設した磁器工房、HAVILAND（アビランド）。

誕生から程なくしてすでにヨーロッパ屈指の規模を誇りつつ、1867年のパリ万博で金賞を受賞したことで世界中にその名を轟かせます。以来、各国の王室や皇室からも愛される一流ブランドとして現在も美しい磁器製品を生み出し続けています。

中でも現行での展開のない「アルトワ | Artois」は、気負わない優美さとキュートさを合わせもったビンテージコレクションのひとつ。

リモージュの白といわれる透き通るように輝くホワイト色のボディに、リボンと花模様のガーランド、ゴールドとブルーのラインがあしらわれた美しく華麗な佇まいが仰々しすぎず、日常使いにもちょうどいい品の良さをまといます。

今回の入荷はティーポット、シュガーポット、クリーマー、カップ＆ソーサー（6点）、プレート（6点）を合わせた計15点のティーセットとカップ＆ソーサー（6点）、プレート（6点）を合わせたトリオの計12点セットの2組。

このセットを手に入れておうちでヌン活を楽しんでいれば、ホテルを訪れる理由がビュッフェでももう食い意地が張っているなんて言わせません。

アフタヌーンティー以外にも人の集まる機会が増えるこれからの時期に向けて、お気に入りを揃えてみるのもおすすめです。