Aksel Kjersgaard
model391 Coffee Table
シンプルながらに、他とは一線を画す北欧家具のデザイン。
日照時間の短さから屋内での生活を充実させて来た北欧の人々の生活スタイル、そして世界的な巨匠のセンスにより生み出された北欧家具は、遠く海を越え日本でも広く受け入れられています。
今回紹介するのも、シンプルだけどどこか他とは決定的に違う、北欧デザインの妙を感じさせるアイテムです。
「シンプル」の中でのデザイン
こちらは家具デザイン界の巨匠であるコーア・クリントを師とし、ダニッシュモダンデザインの基礎を築いたとも言われる巨匠 カイ・クリスチャンセンによるデザインの『model391』。
1952年より始まったデンマークの歴史ある家具工房"アクセルキャスゴー Aksel Kjersgaard"より販売されたコーヒーテーブルです。
4本脚、長方形のシンプルで潔いフォルム。幅は100cmとしっかりありながらも奥行は36cmと浅めに設定されており、スタイリッシュで軽やかな印象を持たせます。
ソファの前や壁際に設置してもスペースを取らず、しっかりとお部屋での導線を確保する事ができそうです。
素材に使われるのはチーク。内側から光っているような艶やかな木肌はよく手入れされた北欧ビンテージ家具ならではの魅力。
素材が良いからこそ余計な装飾は必要なく、素材とデザイン両方が最大限引き立て合う理想的な関係と言えるのではないでしょうか。
無垢材で縁取られた薄い天板と無垢削り出しのフレームが組み合わされる事による僅かな段差、そして幕板から脚まで内側をぐるりと囲う削り込み等、シンプルな中のさりげない意匠はどれも抜群に効果的。
最小限の装飾で最大限の効果を発揮するこれらのデザインこそは、北欧家具を特別なものにしている大きな要因です。
日本でも人気の高い カイ・クリスチャンセン デザイン。加えてこちらのコーヒーテーブルは滅多に市場に現れない貴重なモデルです。
普遍的で洗練されたデザインは色褪せる事無く、いつまで経っても飽きることなくお使い頂けます。
「シンプル」だからこそ際立つ北欧デザインの魅力を是非ご自宅でご堪能くださいませ。