おいしいキッチンプロジェクト
SHUNO 変形ダイニングテーブル
福井県福井市の地域産業活性化のモデル事業として2005年に始まった、「おいしいキッチンプロジェクト」。
「おいしくご飯を食べよう」というコンセプトや統一された開発指針のもと、様々な地元企業が共同でキッチン雑貨の開発を進め、2017年にプロジェクトが終了するまでキッチンやダイニングを彩る数々の商品を発表しました。
本日は、そんな同プロジェクトから生まれた遊び心溢れるアイテムをご紹介いたします!
コラボレーションの醍醐味
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今回入荷したのは、デザイナー・五十嵐久枝氏と福井県の木製家具製造会社・福地との共同で開発された”SHUNO 変形ダイニングテーブル”です。
五十嵐氏はツモリチサトのブティック内装などで知られるインテリアデザイナー。福地は工作機械作業・手加工共にハイレベルな技術力を誇る1909年創業の老舗メーカーです。
2つの力が結集して出来上がったダイニングテーブル、詳細を見ていきましょう。
一見ペーパークラフトを組み立てたようなフォルムをしているこちらのテーブル。
ダイニングテーブルって大きく幅を取るのでどうしても圧迫感がセットになって付いてくる印象ですが、適度に抜けが作られているからか、軽やかさを感じます。
この軽快さ・ユニークさは、五十嵐氏のデザインに共通する思わず触りたくなるようなアウトラインと、幼稚園の遊具や間仕切り家具等も手掛ける福地の優しい技術が合わさった結果かも知れません。
脚部も紙相撲人形のようなデザインです。四隅に脚があるタイプのダイニングテーブルと違って、座る位置が限定されず脚が邪魔になりません。
使われているのはタモ材。強く頑丈で使うにつれて黄色味を帯び温かみが増す素材です。素朴な色味が、少し変わったデザインを生活に溶け込みやすくしてくれています。
「さっと簡単に片付けができるダイニング」というコンセプト通り、天板の下に設けられた約8cmの棚部分にはカトラリーケースやティッシュなどを仕舞えます。
物が散乱してしまうのも嫌だけど、種類ごとに分けて収納するのはいちいち取り出すのが手間…という細々としたリビング・ダイニング小物をさっと入れて置ける、嬉しい収納スペースです。
もちろんダイニングで食卓として使うのも良いですが、仕事机としてのご使用もおすすめ。天板下にパソコンや資料を入れて、必要な時に取り出せば頭を整理しながら作業出来ます。
少し曲がった半月型のような天板は大人でも5、6人は囲める広さ。曲線と直線両方の要素を併せ持つため、中央に置いても壁付けにしても違和感を感じさせません。
インテリアは全て平行に配置するもの、という固定観念を取っ払ってくれるような大らかなデザインは、視野を広げてくれるような柔軟さを持ち、生活を楽しく彩ってくれますよ。
本日ご紹介したのは、“おいしいキッチンプロジェクト”より、五十嵐久枝氏と福地のコラボレーションによって生まれたSHUNO 変形ダイニングテーブルでした!
デザイナーと職人の想いがダイレクトに伝わる、生まれた背景を知ればより愛着が湧いて、使うのが楽しくなるダイニングテーブルです。
是非この機会にご検討下さいませ!