高価買取が期待できる北欧陶器は?人気ブランドとシリーズをご紹介

高価買取が期待できる北欧陶器は?人気ブランドとシリーズをご紹介

高価買取が期待できる北欧陶器は?人気ブランドとシリーズをご紹介

価値あるものをつぎへ「繋ぐ」

生活にゆとりと心地よさをもらたしてくれる北欧のアイテム。家で過ごす時間が増え、「おうち時間」もとい「おうちカフェ」を素敵に演出してくれる北欧陶器を集め始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。そして、気づいたら食器棚いっぱいになってしまった・・・という方もいらっしゃるかもしれません。 今回はすっかりと日本の定番になりつつある北欧陶器の、気になるお買取についてのご紹介となります。 高価買取が期待できる人気ブランドは?シリーズは?これを見れば一目瞭然です。 [toc]

● ARABIA|アラビア

1873年フィンランドのアラビアで創業したテーブルウェアブランド、『 アラビア 』。北欧ブームの火付け役ともなった【 かもめ食堂 】に登場するアベックのプレートも有名ですね。 アラビアの中でも、ウラ ・ プロコッペ によるハンドペイントで描かれたシリーズはどれもが人気です。彼女のデザインしたC&Sはデコレーションの良さはもちろん、フォルムもとにかく素敵。ライヤ・ウオシッキネンやエステリ・トムラ等も、プロコッペのフォルムデザインにデコレーションを施しています。 (右) Ruija|ルイージャ (左) Rosmarin|ロスマリン (右) Meri|メリ (左) KOSMOS|コスモス (右) Flora|フローラ (左) Krokus|クロッカス (右) Runo|ルノ (左) Valencia|バレンシア (右) Faenza|ファエンツァ (左) doria|ドリア (右) Teema|ティーマ (左) GA また、アラビアの製品はビンテージだけでなく、現行の人気も高いです。パラティッシや先ほど挙げたアベック、個人的に大好きなトゥオキオ等、北欧食器にハマる第一歩となった方も多いのでは。

Teema|ティーマについて

ティーマシリーズの元となるキルタはカイ・フランクによって1953年に発表され、1974年まで製造されました。プロダクトデザインはティーマへと受け継げられたものの、キルタの人気も未だに衰えることがありません。 アラビアは現在イッタラの傘下となり、それに伴いティーマもイッタラ刻印となりました。しかし、アラビア時代に製造されていた、いわゆる【 王冠マーク 】刻印のティーマは高価お買取り対象となります。 そして、ティーマの中で高価お買取り対象となるポイントがもう一点。それが、”廃盤カラー”。カラーによって人気はまちまちで、お買取り価格も大きく違ってきます。

● KRONJYDEN|クロニーデン

1937年デンマークにて創業された『 クロニーデン 』。イェンス・クイストゴーによるレリーフシリーズで一躍有名となり、その後もアズールやコーディアル、 ルーンと立て続けに人気シリーズを発表しました。どれも魅力的です。 クロニーデンは、1953年に『 ニッセン 』、その後1977年には『 ビング・オー・グレンダール 』に買収され、裏面の刻印も製造時期によって変わります。 そんな同社の中で特に希少なものがコーディアルシリーズのレアカラータイプ。コーディアルの基本カラーはグレーなのですが、1984~1987年の4年間だけカラーシリーズが生産されました。それが【パープル】【ピンク】【ターコイズブルー】【ブラック】【グレーホワイト】。いつかは全色お取り扱いさせていただきたい…!と夢に見ています。 (右) Relief |レリーフ (左) Azur|アズール Cordial|コーディアル

● DANSK|ダンスク

一見北欧のブランドでは?と思うのですが、実はアメリカのブランド、『 ダンスク 』。北欧陶器のお買取り記事でしたが、こちらのブランドもご紹介させてください。 ダンスクはアメリカ人のニーレンバーグ夫妻 』によって1954年に創立されました。ダンスクはデンマーク語で【デンマーク風】という意味。名前の通り、北欧デザインのテイストをもつブランドなのです。 同社と深い関わりを持つのが、クロニーデンでも紹介したイェンス・クイストゴー。彼を主力デザイナーに迎え、コベンスタイルシリーズやチーク材を使用したプロダクトを数多く残しました。このシリーズは現行でも販売されていますが、ビンテージは高価お買取りの対象となります。 Koben style|コベンスタイル (右) ソルト&ペッパー (左)ボウル (右) #802 (左) ガラスディッシュ付 トレー (右)チーク×バンブー コースター (左) Fjord カトラリー キャンドルスタンド

● GUSTAVSBERG|グスタフスベリ

1825年創業、スウェーデンの陶磁器メーカー『 グスタフスベリ 』。同社の人気を支えたといっても過言ではないデザイナーがスティグ・リンドベリです。ベルサやタヒチなど、彼が残したデザインは数多く復刻されています。 復刻されたシリーズでも、グスタフスベリ社製のビンテージは高価お買取り対象となっております。また、タヒチやチュールチュールといった製造期間が極めて短いプロダクトやスタジオシリーズなどはさらに希少価値マシマシです。 (右) Tahiti |タヒチ (左) TURTUR|チュールチュール (右) BERSA|ベルサ (左) PRUNUS|プルーヌス (右) SPISA RIBB|スピサリブ (左) Adam|アダム

Lisa Larson|リサ ラーソン

もうひとり、同社の中心的存在であったのがリサ・ラーソン。北欧のド定番とも言える彼女のオブジェたちも、もともとはグスタフスベリで製造されていました。現在はケラミック・ストゥディオンで製造されています。現在の生産量のうち、なんと半分ほどは日本に向けて輸出されているって知っていましたか?彼女の作品たちは、種類が豊富で、また雰囲気も作品によってまるで違っていて、心奪われてしまうナニカにきっと出会うってしまうはず。わたしはキツネがお気に入りです。 現行は比較的入手しやすい価格で展開されていますが、グスタフスベリ社製のヴィンテージはそうもいきません。インプションでも高価お買取りをさせていただいております。憧れの家具ならぬ、憧れの北欧雑貨と言えるではないでしょうか。 彼女がデザインした陶板シリーズも人気です。ユーモアのある自由で色彩豊かな作品たちはますます価値が上がり、入荷も滅多に無かったり…。

● Rorstrand|ロールストランド

1726年にヨハン・ウルフによって創立されたスウェーデンの陶器メーカー、『 ロールストランド 』。高価お買取り対象となるのが、陶芸家グンナー・ニールンドによる独自の釉薬を生かしたユニークなフォルムのプロダクトたち。この有機的なフォルムを実際に見たときの美しさは、想像以上で人気の高さに納得がいきます。 優しい印象が漂うANEMONシリーズや、日本の梅の木をモチーフに描かれたJAPONICAシリーズも人気のシリーズです。 (右) ARO Bowl (左) AUX Bowl (右) Gunnar Nylund ベース (左) Olle Alberius 陶板 (右) ANEMON|アネモネ (左) JAPONICA|ジャポニカ

● Cathrineholm|キャサリンホルム

ノルウェーの製鉄所として1827年創業された『 キャサリンホルム 』。同社のアイコン的存在とも言えるホーロー製のキッチン用品の生産をスタートしたのは、なんと1907年と創業からしばらく経過してからだったのです。 アルネ・クラウゼンによってデザインされたロータスシリーズは同社が閉業となった今でも愛され続けています。1960年代~1970年に作られたホーロー製品のため、入手も難しく、状態が良いものは年々数が減少気味に…。故に高価お買取りの対象となります。 LOTUS|ロータス シリーズ (右) stripe|ストライプ (左) viking|バイキング

さいごに

モノを手放したとき、少なからず喪失感は生まれるものだと思うのですが、それ以上に『売ってよかった』と思っていただけるよう、インプションでは価値あるものをしっかりと理解し、大切にお買取りさせていただきます。 もちろん、今回ご紹介できなかったアイテムもお客様にご満足いただけるようなお買取りを目指しております。 まずは一度、ぜひご相談くださいませ。
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