Hotel CLASKAとは

東京・目黒通りでかつて人々に親しまれたホテル、「ホテルニューメグロ」の建物をリノベートして生まれた、Hotel CLASKA / ホテル クラスカ。今ではリノベーションホテルという言葉をよく聞きますが、Hotel CLASKAが開業した2003年当時は住宅やアパートのリノベーションはあったものの、ホテルやアトリエ、ギャラリーなど商業系のリノベーションは最先端だったのではないでしょうか。 竣工から50年以上が経過したこちらのホテルは、2003年のリノベーションにより美しく変わりましたが、随所にオリジナルの部分が残っており、State of the art (時代の最先端)とRetro (懐古的)が融合した唯一無二の空間を形成していました。 1Fにフレンチベースの美しい食事が楽しめるレストラン「kiokuh」、2Fに企画展やセレクト商品が楽しめる「CLASKA Gallery & Shop "DO"」、3Fにウェディングパーティーや撮影などが行えるスタジオ、4F～7Fが宿泊施設となった複合施設。4つのシリーズからなっている客室は日本を代表する建築家やアーティスト達が手掛け、このお部屋達もまた他では味わえないスペースとなっていました。 リノベーションホテルの第一人者とも言えるHotel CLASKAは17年もの間、個性豊かなインテリアショップが立ち並ぶ目黒通りの地で営業しておりました。ですが2020年12月20日に建物の老朽化などの問題から閉館が決定。たくさんの人に親しまれてきたホテルが閉館するとなって、悲しみに暮れる方も多かったことかと思います。 [toc]

嬉しいご縁をいただきました。

閉館しても尚、ファンの多いHotel CLASKA。今回、ご縁がありこちらで実際に使われていた家具などをインプションでお買い取りさせていただくことが出来ました。インテリアデザインにも特にこだわっていたからこそ、家具のデザインも素敵なものばかりです。実販売されているものがほとんど無いため希少品ばかりです。 ホテルクラスカのためだけにデザインされたインテリアの数々。ぜひおウチで使ってみたいとは思いませんか？

たくさんの素敵なアイテムをお買取りさせて頂きました。

インテンショナリーズ

2003年の開業時にインテリアデザインを手掛けたのは鄭秀和氏が率いるインテンショナリーズ。 国内外含め数々の建築や渋谷ヒカリエ11Fスカイロビー、すみだ水族館のインテリアなども手掛けている、日本を代表する建築デザインレーベル。 プロダクトとしてはアマダナやアテハカのデザイン家電が有名ですね。 画像にある家具達はクラスカのためだけにデザインされています。

岡嶌要

IDEEのデザイナーとして、有名なAOソファなどロングセラーアイテムを多数デザインしている岡嶌要氏。 2008年からはクラスカのデザインディレクションに参加し、2013年にショールーム「interior & furniture CLASKA」をオープン。 ホテルクラスカの部屋、 TATAMI Roomやscarなども手掛けており、2016年に新客室のためにデザインしたソファ「Clogs」※画像上段 はクラスカにて製品化もされています。

クラスカ オリジナル

前述のClogs ソファを含め、クラスカオリジナルの家具やランプ、インテリア雑貨などを展開。 日本各地にあるショップやオンラインショップにて販売中。 ショップではオリジナル製品の他、伝統工芸品から新しいプロダクトまで、日本の暮らしに映えるアイテムを取り扱うライフスタイルショップとして広く支持されています。

※準備できた物から随時、掲載していきますので日々のチェックをお忘れなく。

Hotel CLASKAは閉館しましたが、クラスカさんは今後もCLASKA Gallery & Shop "DO"の営業をはじめ、オンラインショップの運営、プロデュース・コンサルティング事業、オリジナル家具や内装・設計デザインを手掛けるinterior & furniture CLASKA、WEBマガジンのOIL MAGAZINE、アパレルブランドHAUなど。CLASKAらしい新たな提案とカルチャー発信を引き続き行っていくようです。これからも楽しみですね！ 上記で紹介したオリジナル製品などは、クラスカさんのオンラインサイトで新品購入いただけますので、是非ともご覧ください。 必見のWEBサイトは↓↓↓こちらから https://www.claska.com/ 追伸：個人的にで申し訳ないのですが、クラスカさんのHPにあるOIL MAGAZINEの猫と男が大好きです。自分も猫を飼っているので、猫あるあると猫への愛が色々な表現で書かれていて毎回楽しみです。これからもよろしくお願い致します。　阿部川