USM
Haller Table
スイスは永世中立国として戦争への徹底した非干渉を貫いていますが、その立場を確立させるための地理や風土がもたらした大きな影響があるそうです。
(最近、本で読みました)
スイスは約6割を占める自然豊かな国。
内陸国として避けては通れない資源の貧しさ問題を解決するために、精密機械や化学分野などで高度な成長を遂げています。
国防のため、産業が著しく発展したという見方です。
さて、家具業界では“USM”がオフィス家具王者のポジションを獲得していき、世界中のオフィスや家庭に渡りました。
今回紹介するのは、“USM”社から“ハラーテーブル”。
平和の国スイスの風土が感じられる、そんなデザイン設計ではないでしょうか。
堅実

建築家“フリッツ・ハラー”が開発したモジュラーシステム“USMハラー”で有名な“USM”。
USMハラーは3つのパーツで組み合わせ拡張していける革命的な設計デザインのシェルフです。
スイスは自然豊かなイメージが先行して“アルプスの少女”のようなほのぼのとした印象が強いですが、2次産業では優れた堅実性という印象のある風土柄が現れています。
こちらのハラーテーブルも数多のオプションで拡張していけるインテリジェントなプロダクトです。

スチールフレームとスチールレッグ、そこにブラック塗装したオーク材天板を組み合わせる設計。
優れた強度を持つステンレスの骨格はクロームメッキ加工が施された上品な表情。
遠目から見てもいい意味で脚部の重みが伝わり、チープな雰囲気は一切ありません。
数種ある天板タイプの中からこちらはオーク材をブラック塗装したもの。
使うほどに下地であるオーク材のブラウンが顔を覗かし、使用感は味に変わっていきます。

サイズはW125×D75×H74㎝となっています。
奥行き75㎝というのが使い勝手の良いポイントのひとつで、ワークスペースの充足は勿論のこと、ダイニングテーブルとしても適した奥行きサイズです。
(60㎝以下ですと、対面者の顔が少し近いなと感じてしまう方もいるかも)

ハラーテーブルの特徴のひとつであるアジャスターの存在。
ガタツキを抑えるめに支点をつくるためのアジャスターは一般的ですが、ハラーテーブルのアジャスターは天板高を最大「+4㎝」まで引き上げます。
天板高が高いというのは食事でも作業でも“疲れにくい”というメリットが。
高さを選択できるというのはハラーテーブルがもつ間違いない強みです。

今回ご紹介したハラーテーブルいかがでしたでしょうか。
優れた家具デザインには土地柄が現れるという原則ですが、ちゃんとスイスの高いレベルの物づくりを体現したようなプロダクトでした。































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