USMハラー USM Haller

Modular Furniture Cabinets

スイスの名門にしてオフィス家具の最高峰と名高い「USMハラー USM Haller」のモジュラー家具。

元々錠前等の精密金属部品を製造するUSM社が自社専用に開発したものでしたが、その存在はたちまち業界中で話題となり、世界的銘品として知れ渡るようになります。

誰もが放っておけない程に。

一目見て惚れ惚れしてしまうその佇まいは まさに "エレガンスモダンの象徴"と言うに相応しい存在感。

インテリアとしても一級品なのですが、何より世界中を驚かせたのは「基本パーツを基に分解構築して自由にカスタマイズできる」というそのモジュール性でした。

USM社からの依頼を受け、スイスを代表する建築家 "フリッツ・ハラー Fritz Haller" が1962年にデザインを行い、1965年には特許を取得。

スイスの銀行から受注を受けたことで1969年より外部への製造販売が開始され、半世紀以上が経過した現在でも未だその人気は衰えません。

USMハラーの機能美の中心となるのが、このUSMハラーボール。

真鍮を上質なクロームメッキで仕立てた逸品で、各ポールを強固に接続することで堅牢で粘り強いフレームワークを実現します。

このように精密さと堅牢性を両立させるには非常に高度な技術力が必要で、1969年の時点でそれを叶えられたのはMADE IN SWISSならではの功績と言えるでしょう。

各パネルやスチールポール、そしてパネルに設けられるドアハンドルや開閉機構、多彩なアクセサリーにおいても洗練を極めたデザイン、卓越した品質での製造がなされ、そのどれもが究極の機能美を発揮します。

もう一つ特筆すべき点はその耐荷重。

パネル一枚につき50kgというとてつもない頑強さを持つUSMハラーのキャビネットはそうそう滅多に壊れることはないと巷でも有名です。

こういった点からも、元々が現場で使用される為に生み出されたものだということを改めて実感させてくれます。

今回入荷した一点は、2段2列のキャビネット。

ダウンドロップドアにフルオープン可能なエクステンションドア、上段のオープンラックには、2杯の小型ドロワーと、その中には専用のトレイも完備しています。

重量のあるファイルボックスから細かな小物類まで幅広く対応する多彩な仕様となっており、その堅牢性の高さから業務利用等の過酷な状況にも十分に耐える事は勿論、様々なインテリアとの親和性の高さも秀逸で、本、雑貨、グリーンを合わせる事でスタイリッシュな空間を演出します。

テレビボード、サイドボードとしても如何でしょうか？

2001年にはニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久コレクションに加えられ、デザイン史としても重要なアイテムとなった「USMハラー USM Haller モジュラーファニチャー」

近年ホームインテリアとしても絶大な人気を博しているので、その話題性も抜群です。

お探しの方は是非この機会にご検討くださいませ。