US Vintage
Table Lamp
実家や祖父母宅へ帰省すると、ついレトロなもの探しをしてしまいます。
もちろん思い出を懐かしむためではなく、眠っているアイテムを掘り出して我が家へ持って帰るため。
意外にも今改めて見ると可愛い&使いたいデザインの古道具や食器などが見つかります。もう里帰り=実家蚤の市です。
さまざまな素材、それぞれの魅力
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と言っても、見つかるのはほとんどがカラフルでどこかチープな昭和感あふれるアイテムばかり(まぁ当たり前です)。
でもこれがもしアメリカだったら、日本の実家とはひと味違うレトロに出会えるんだろうなぁなんて妄想してみたりして。
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ちょうど昭和レトロに当てはまる時代のアメリカは、デザインの黄金期として知られるミッドセンチュリー真っ只中。
名立たるデザイナーの台頭により新たな素材が注目される一方で、一般家庭で使われるインテリアにも異素材が取り入れられるようになりました。
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このテーブルライトもまた、そんなミッドセンチュリー期を象徴するように自然素材と工業材料がミックスされたノスタルジックな1台。
落ち着いた色調とモダンデザインがベースとなり、日本のレトロとは一線を画す懐かしさを味わうことができます。
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ざらざらとした質感の不思議な素材のシェードは、点灯せずとも透けて見えるファイバーがたっぷり。まるで和紙のように温かな灯りを空間に広げます。
そして、木材と真鍮を組み合わせたベース。支柱の中間あたりにある球飾りがアトミックな雰囲気を漂わせ、さりげないアクセントになっています。
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懐かしさと温もり、高級感と重厚感、華やかさとすっきり感。さまざまな素材のそれぞれの魅力が調和して成り立つミッドセンチュリーデザイン。
実は高さ77.5cmとテーブルライトにしては比較的大きめサイズなので、ソファやベッドサイドランプとしてだけでなくお部屋のアイコンとして迎えたくなります。
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きっとアメリカに実家があったら、こんな照明が当たり前のように見つけられるのかもしれません。
でも一般家庭に普及した日常のアイテムだからこそ、デザイナーもメーカーもアノニマス。こんなデザインが当然のようにあったのかと思うと、ミッドセンチュリーって本当に恐るべき時代です。
テーブルライトで味わうアメリカ版レトロ。ビンテージならではの風合いとともに古き良きデザインを慈しんでみてはいかがでしょうか。
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