B.P.John Furniture Chest

現行の家具には無い形容しがたい雰囲気。 ビンテージ家具の魅力が生まれるためには時の経過が大前提です。 しかし全ての家具がビンテージになり得るわけではありません。 拘りを持って丁寧に作られたか否か。 本日紹介させて頂くのはビンテージの名に相応しい逸品です。

重厚且つ優美な佇まい

>>この商品の詳細を確認する これぞアメリカンファニチャーと言うべきしっかりとした佇まい。 B.P.John社は1891年から1977年まであったポートランドの家具メーカーです。 米軍家具を作っていたことで有名なメーカー故に、オーソドックスなデザインのものが殆ど。 しかしながらB.P.Johnの家具はどこか温もりや優しさを感じさせます。 アメリカ文化はヨーロッパ文化を受け継いでいると言われており、B.P.Johnの家具もヨーロッパの伝統的なスタイルと伝統を受け継いでいます。 ずっしりとした重厚な面持ちの中に、どこか繊細さを感じさせるデザインは混ざり合った文化のそれぞれが色濃く反映している為。 直線と緩やかな曲線の共存はどこかミッドセンチュリー家具の様な懐かしさを感じさせ、現代の生活にも馴染んでくれます。 一番に目を惹くのはくっきっりと浮き出た杢目。 素材の魅力を活かすため塗装はなるべく薄く施されたそう。 経年が加わることにより木材本来の持つ深く艶のある杢目が高級感を引き出し特別な家具に仕上げています。 取っ手等のディティールもこのチェストの魅力。 重厚な佇まいの中に気品を感じさせます。 天板はデコラトップ仕様。 水分に強いのでグリーンや水槽等を置いても良さそうです。 抽斗は５杯。 上2段は浅めに設計されているので日常的に使う小物の収納に適した仕様です。 下段は確りと深め。 大容量の収納力もこのチェストの魅力です。 丁寧に作りこまれた米軍家具。 確りとした技術と抜かりない拘りがこの優美さを支えエイジングがそれらを引き立てます。 重厚且つ優美な佇まい。 それらの安定感は傷やダメージすら魅力に感じてしまいます。 時間が磨いた名ビンテージのご紹介でした。