US Vintage
Typewriter Desk
ワープロの基となったアナログ式の筆記装置、タイプライター。
もはやワープロすら死語な現代では、タイプライターを現役で使っていたという方は殆どいないのではないでしょうか。私はバイオハザードでしか使ったことがございません。あの「カシャカシャカシャ…」って音、妙にクセになりますよね。
今回はそんなタイプライター、ではなくその女房役の様なデスクのご紹介です。
変わる時代と普遍のデザイン
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そのまんまな名前のタイプライターデスク。小ぶりで機能性が高そうなサイズのものを多く見かけます。
もっと広々仕事すればいいのに、といつも思いますがどうなんでしょう。タイピングは副次的な作業だったからそんなにスペースを割かないのが普通だった、とかそんなところでしょうか。
真相は分かりかねますが、タイプライターデスクの絶妙なサイズ感、これがイイ!という方もたくさんいらっしゃますね。
タイピングに使いますという方はもはや皆無ですが、どこでも何にでも使えそうな、家具として優秀なサイズこそタイプライターデスクの大きな魅力。
バタフライ式の天板はとっても使い勝手抜群。畳めば超コンパクト、伸長も簡単とありがたいこと尽くし。何に使おうかな~って想像するのも楽しいですね。
省スペースで引き出しも付いているので、美容院の什器なんてピッタリなのでは?美容院のオーナー様、一考の余地ありだと思いますよ~!
こちらの個体は鋳鉄らしい、渋い風合いが表れまくった格好よろしいお顔です。
つるっとした塗装の大量生産モデルは見かけますが、ここまで個性的な外観のタイプライターデスクはなかなかお目に掛かれないかと。
鉄のゴツゴツした質感や色合いの濃淡が、オンリーワンな雰囲気を放っています。
余談ですがタイピスト(タイプライターで筆記する職業)は、秘書が兼任するなど女性が活躍するお仕事だったとか。タイピングの早さが採用の決め手になったりと、実は女性の社会進出に大きく貢献していたタイプライター。
こんな無骨なデスクも、綺麗なお姉さんがカタカタ打つのに使っていたのかも知れませんね。
お部屋の隅に忍ばせるも良し、ガレージや工房でガッツリ使い倒すも良し、店舗什器として印象的な一画をクリエイトするも良しなバイプレイヤーです。
デジタル時代になったことで本来の役目から解放されたタイプライターデスク。新たな活用方法を探ってみてはいかがでしょうか。